M
誘拐して襲った日のこと.
掘られるのは初めてだったらしく、 最初は相当怖がってた.
ま、そりゃ誘拐犯にいきなり襲われて 開発されたら怖いわな.
でも、その時の顔が最高に可愛くて.
どこからどう見ても完璧でクールな男が 俺の手によって、イかされてんの.
そりゃもう興奮して.
俺の秘めていた事がもう 抑えられなくなって.
ボコスカと殴っちゃったりして.
別にアイツに対して ムカついていた訳では無い.
ただ殴られた時の表情が見たくて.
M
絶望に満ちた目をして俺に訴えかける.
あんなに綺麗だったお顔と身体は 腫れたり、血が滲んだり.
ビクビクと震えてんの見たら また殴りたくなっちゃって.
殴るだけじゃ物足りない.
だから俺は刃物にまで 手を出してしまった.
M
彼の白くて細長い脚. 透き通るように綺麗で でも程よく筋肉もあって.
俺は無意識のうちにカッターで彼の太腿のあたりを傷つけてしまった.
M
M
涙目で必死に俺の身体を揺さぶる.
あろうことか俺は彼の モノ にまで刃物を 向けてしまった.
M
S
突然意識が戻る.
M
S
ポロッとカッターを落としてしまう.
S
M
最初の頃は確かに無自覚で傷つけていた.
でも、今は……
狂喜としている___.
ボワッと燃える火.
S
S
俺の家は、まあまあ金持ちだった.
3階建ての家で 元々あの地下室は倉庫として使っていた.
お袋はとっくの昔に死んで、 親父は毎晩酒に狂って.
結局どっかに行っちまった.
仕事の出来る親父だった.
実力で上司を黙らせて、 幹部にまで上っていった.
それに一人っ子の俺をよく公園へ 連れて行ってくれた. 釣りにもよく連れて行ってくれたなぁ.
S
今となってはもう、どうでもいい. 1人でこの家に住んでいく.
いや、"2人"だな.
S
煙草を壁に向かって投げ、 グリグリと足で踏む.
S
コメント
2件
なんこれ神すぎる
すごくいいょー!