君の才能に惹かれた

大森くんは笑顔ではいと言いながら椅子に座った

まぁ、分からなくても当然だよな、義務ではないけどしっかりして欲しい

少し悲しそうに下を向いていた

先輩から怒られるのは怖いよね

この気まづい空気は少し悪いから、大森くんにこう問いかけた

へー、大森くん吹部とかかな、俺吹部だし

この子にしては意外、てか普通になんにもやらないイメージがあった

今日は、たまたま休みになったらしい

放課後

3年生は帰りの学活がすぐに終わったから僕は大森くんの教室の前に行った

まだ1年生はどこも帰りの学活が終わっていないみたい

この後大森くんと色んな部活を見に回れるって考えたら正味少し嬉しい気持ちになった

1年生「さようなら」

もう高校に慣れているのか、物凄い勢いで教室の扉を開け走って帰っている人がいる

部活見学には行かないのか、本当は注意したいとこだがそんな事より大森くんが気になってしょうがない

やっぱりぼーっとしている

ほんとになんだこの子は、なにかの病気か？

みんな帰っているのに一人だけぼーっと突っ立ている

僕はもう一声掛けてみることにした

あー、先生ありがたい

呼び捨て…

この子は天然か、？ それかただのアホなのか

なんでびっくりするのかよく分からないな

美術部か、珍しい絵が好きなのかな

元気がいい、大森くんは色んな人に好かれそうな性格をしている

もうすでに僕にも気に入られてるよ

吹部に来てくれないかな、まぁでも自分のやりたい部活をやらせた方がいいかもしれないしね

大森くんの絵見てみたいな

きっと上手いんだろう

大森くんはぼーっとしてて変な人っぽいけど結構なんでも出来そうな感じが僕にはした

絵が好きなのか聞いてみる事にした

良かった反応してくれた

もう心配になるよほんと

こんな事言って絶対上手いんだよこうゆう子は

10分後

きた、大森くんはセンスがいいな

僕の愛用しているフルートをぜひ聞かせてあげたい

自分も何故かわくわくしてきた

フルートには自信あるし、早く聞かせてあげたい

こんばんは😽

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では、さよなら〜👋🏻