モブ
しろせんせー
モブ
しろせんせー
最近、アイツと会えなくなってから俺は荒れていた
こうやって、ネットで見つけたよく知らない男に身体を許す
天井には全面の鏡
しろせんせー
天井の鏡に映る俺は、男に与えられる少しの快感で頬が上気しているが、感情のない空虚な顔をしていた
コイツはアイツとは違う……
しろせんせー
モブ
しろせんせー
モブ
パコッ……チュプ……
グッ……クチュクチュクチュクチュ……
しろせんせー
後ろを広げてくる指は、慣れ親しんだものでは無い
優しくゆっくりと好きなところを擦ってくれるあいつの指じゃない
低く掠れた声で優しく呼んでくれる声もない
しろせんせー
モブ
モブ
しろせんせー
しろせんせー
ちゃんと解れてないのに無理やり押し入られるように挿入され、痛みで涙が溢れた
モブ
パチュパチュパチュ…
チャプッ…グッ……パチュパチュパチュ……
モブ
しろせんせー
モブ
しろせんせー
モブ
しろせんせー
中に出される感覚で少しビクッとは身体が反応した
しろせんせー
モブ
しろせんせー
生でやられていたという事実に気づき、俺は男に掴みかかろうとした
でも、乱暴に扱われた身体は言うことを聞かない
モブ
しろせんせー
モブ
モブ
しろせんせー
モブ
モブ
モブ
そう言って金を数枚置いた男はさっさと出ていった
男が居なくなったあと、俺はベッドの上でうずくまっていた
しろせんせー
こんなことをしても無意味なのはわかるし、俺の状況をしったら余計に嫌われてしまうかもしれない
でも寂しくて……誰かに温めて欲しくて一夜限りの相手を探していた
でも結局苦しくなって悲しくなって、終わったあとに泣く
しろせんせー
まだ力の入らない足でフラフラと風呂はと向かった
温かいシャワーを浴びながら、自分の中へと指を入れる
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
中から出されたものを掻き出そうとして、度々好きなところを擦ってしまう
しろせんせー
しろせんせー
目を閉じてアイツのことを思う
優しくでも意地悪に俺や追い詰める目や指、時折見せる苦しそうな顔……
ボビー?感じてるの?
しろせんせー
可愛い……
ねぇ……もっと乱れてよ……
しろせんせー
しろせんせー
後ろだけでいっちゃうのエロくて最高……
しろせんせー
俺は記憶の中のアイツに抱かれているような気持ちになって、久々に後ろだけで果てた
しろせんせー
しろせんせー
身体を壁に預け、ズルズルとしゃがみ込んだ
コツンと頭を壁にぶつけて、ぼんやりと前を見た
髪が濡れて顔に雫が垂れてくる
それとは別の温かいものが目から零れ落ちていた
しろせんせー
しろせんせー
会えなくなった理由は分からない……
ただ、しばらく会えなくなるよと言われて、それきりdiscordでもLINEでも連絡が取れずにいた
しろせんせー
自分のつぶやきに心が抉られる
しろせんせー
それ以上そこにいることも出来ず、部屋から出ることにした
外へ出るともう日が暮れていた
しろせんせー
しろせんせー
軽く伸びをしながら誰に言うでもなく呟くと、家の方向へと体を向けた
ニキ
しろせんせー
愛しくて、大好きな人の声が聞こえた気がして足を止めた
ニキ
しろせんせー
声に導かれるように振り返ると、そこには会いたくて仕方なかった人がいた
その表情は暗くてもはっきりと分かるほどに苛立っているようにみえた
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキの顔が見られず、顔を逸らしながら言う俺に、ニキは泣きそうな声で答えてきていた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
この数週間、会えないし連絡が取れないことにどれだけ傷ついたか……
そう思うと、どうしても責めるような口調にってしまっていた
それに、彼は苦しそうな顔をしてゆっくりと俺の目を見つめてきた
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
泣きそうな顔で笑うニキに、俺は自分がすごく汚いもののような気がして逃げ出したくなった
ニキの顔を見ていられなくて少し後ずさってしまった俺の腕を、ニキが掴んだ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
そう言って、さっき出てきたホテルへと逆戻りさせられた
ニキ
部屋に入るなり、俺をきつく抱きしてめきたニキ
大事なものを扱うように、でも逃がさないというハッキリとした意志を感じた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
スっと目を細めて俺の方を見るニキに、いたたまれなくなって顔を逸らした
でもそれを許してはくれず、そっと顎を掴まれニキの方を向かされた
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
いつの間にか出始めた涙を拭うことも忘れて、俺はニキに素直に話した
そんな俺を、ニキは責めることもせず悲しい顔で見つめていた
ニキ
ニキ
ニキ
そう言って、ニキに顎を掴まれ至近距離で見つめられた
間近で見る真面目な顔のニキは、凄くかっこよくてこんな状況なのに、悔しいくらい胸が高鳴っていた
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
お仕置という言葉は俺にとって甘い痺れを伴う毒のようだった
もうめちゃくちゃにされてもいい…
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
耳元で甘く囁かれて下半身から力が抜けてしまった
膝から崩れ落ちるように体勢を崩した俺を、ニキが片手で持ち上げるように支えた
ニキ
しろせんせー
ニキの甘く掠れた声だけでイきそうになる……
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
耳元で 囁かれて俺は、とうとう熱を吐き出した
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
まだ余韻で甘く痺れている身体を、ベッドへと導かれた
ニキ
ニキ
ニキは、オモチャの自販機で何かを買うと、ニコニコと笑いながらやってきた
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
低い声で言われると逆らえない……
俺は両手首を拘束され、目隠しをされた
ニキ
ニキ
ニキ
怒りを秘めた低い声で言われると、俺は動けなくなる
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
パクッ……チュクッチュクチュクチュク……
しろせんせー
乳首を舌で弄ばれ、強く吸われ全身に電気が駆け回るような感覚に陥った
自然と腰が浮く
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
目が見えないから、何をされてるのか見えないけど、舌がゆっくりと身体をなぞっていくのを感じて、腰の辺りがフワフワとした感覚に包まれた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキの舌と指で与え続けられる快感の波が、留まることをしらず、絶え間なく押し寄せてくる
底知れない快感に身を委ねながら、今ニキがどんな顔をしているのか分からず、寂しくなってきていた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキは小さい声で俺の名前を呟くと、アイマスクを取ってくれた
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
俺は謝りながら溢れる涙を止めることが出来なかった
そんな俺の涙を、ニキは唇を寄せて舐めとっていった
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
そう言って、後ろをほぐそうと手を添えてきたニキは少し眉をひそめた
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
そう言って、ニキは俺の後ろを舐め始めた
しろせんせー
しろせんせー
チュクッチュプチュプチュプ……ズズッ……
舐められたのは初めてだった
耳に届く卑猥な水音と、中を広げるように出し入れされる舌の感覚がリンクして、全身を快感が駆け巡る
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ツプッ……グググッ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
お腹の上からニキのをさすると、ニキは少し苦しそうな顔をした
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
パチュパチュパチュ…グチュグチュグチュ……
グリグリグリグリ…バチュンッ……
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ドチュドチュドチュドチュ……ゴリッ……
しろせんせー
ニキ
プッシャァァァァァ……
俺は、強すぎる快感に翻弄され、気づいたら潮を吹きながら気絶していた
ニキは、俺が達するのと同時に俺の中で熱を吐き出していた
しろせんせー
しろせんせー
翌朝、全身の痛みと共に目覚めると、目の前にはニキの姿があった
しろせんせー
しろせんせー
俺がニキの頬をさすりながら呟くと、ニキが少し身じろぎ目を開けた
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
それから俺たちは、チェックアウトギリギリまで互いを求め合い、会えなかった時間を取り戻そうとした
何があってもニキを信じよう……
たとえそれが俺自身を傷つけることになったとしても……
コメント
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途中胸が苦しくなって涙出てきましたけど 最後ハピエンで良かったです!ニキしろ最高!
ニキ君相変らずイケメンすぎるめっちゃせんせー可愛い
今作も今作とてめっちゃ最強なお話でした😭毎回思うけどしろニキの話生み出してくれる主さん大好きです!!✨