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色を滲ませ 空を越えて

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色を滲ませ 空を越えて

16 - 淡い夜は闇を誘う XV

♥

70

2024年07月22日

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n k

おはよ〜

b r

𝐺𝑜𝑜𝑑 𝑚𝑜𝑟𝑛𝑖𝑛𝑔

k n

2人とも、おはよw

n k の体調も回復したらしく 数日ぶりに2人で出勤した

k n

今日もいっぱい働くよ〜!

k n

てことで、買い出し頼むよ

n k

多すぎ…

k n は n k に買うものリストの書かれた メモ書きを手渡す

k n

b r は掃除をお願い

b r

僕にに任せろ!

いつも通り2人に会って

仕事をして

汗をかく。

k n

ん?…n k お金忘れてんじゃん…

b r

やばくね…!?

b r

僕届けに行ってくる!

財布を手に取り 無我夢中に走った

b r

はぁッ…いた…!!

b r

なかむ~っ!

n k

………?

大声で呼んでいると n k は気づいたようでこちらを見る

b r

財布忘れて…t

周囲に注意をはらわず 一目散に近づいてしまっていた

b r

車 ッ "'……! ?

だから

おかしな方向に曲がってくる車に 気づけなかった

n k

危ない っ…!!

キイイイイイイィ

しぬんだ…

目をぎゅっと瞑り 全身がこわばる

b r

っ…………

b r

あ,…れ……?

なにかが衝突してきたものの

車とは違うことに気づく

b r

なかむ…?

さっきまでいたはずなのに

まさか……

車の下を覗くと

人が下敷きになっていた

b r

なかむ" ッ……!?!?

このままじゃ n k が…ッ

僕は必死に車を動かそうとするも 重すぎてびくともしない

b r

やだ…いやだよ…

b r

誰か…助けてよッ…

この道は人通りが少ない

いるのは僕と n k と 気絶している運転手のみ

救急車を呼んだところで 人間だから無視される…

こんな世界…

おかしいよ

n k

けほッ…はぁ…

n k

生きてる…からッ…

自力で抜け出したの…?

b r

怪我…は…?

普通に立っているし

血も流れていない

n k

大丈夫だった…

n k

ってのは無理があるかw

苦笑を浮かべている n k が 僕は恐ろしかった

b r

人間…じゃないんだ…w

n k は俯いたまま口ごもる

肯定…と捉えていいんだろう

零れ落ちる涙が 地面を濡らしていく

b r

僕ね…信じてたよ?

b r

一緒に苦しんで

b r

乗り越えていってさ

b r

大切な存在って思ってた…

b r

でも n k は違かったのかな

b r

心の中で僕みたいな人間を
嘲笑ってたのかな ッ w

n k

違っ……!

n k の声は僕に届かず ひたすらに責め立てる

b r

嘘つきッ…!!

b r

裏切り…者っ…

b r

しんじゃえばいいのにッ…!!

n k

ッ …ぁ……w

歪んだ顔が脳を焼きつける

僕は見て見ぬふりをして n kとは真逆の方向へ歩き出した

n k

しにたくても…

n k

しねないんだよ…w

濁った世界とは裏腹に

果てしなく広がる空は 美しく澄んでいた

n k の表情…

今までの嘘

何を信じたらいいか なにもわからない

b r

もういいよ,…

b r

疲れた……

フェンスを跨いで 風を感じる

これから葉のように僕も宙を舞うんだ

ガチャッ

n k

もどって…?

弱々しい声さえも

死を目前とすると滑稽に思える

b r

なかむ…

b r

大っ嫌い…w

n k

ぶるーくッ…!

n k

ぶるーくっ!!

僕が最期を迎えるまで

彼が僕を呼ぶ声が聞こえた。

k n

…開店…できない…

一章 淡い夜は闇を誘う

[完]

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