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5 - りちょキャメ『線香花火』

♥

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2024年07月25日

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この物語の作者は私ではなく

大変熱くなっております。 (アカウント名)

です。

短編集4話と同じ世界線で、私が頼み込みキャメロンとりぃちょが付き合った場合の物語を考えてもらいました…!

こちらのアカウントに載せる許可を貰ったので、載せさせて頂きます。

それでは、お楽しみください

✕月○日

この日は星がよく見えるというのでりぃちょくんを花火に誘った。

花火と言ってもホームセンターで買った手持ち花火だ。

最近あまり会えていなかったので私服を見るのは久しぶりで、少しドギマギしている。

りぃちょくんは相変わらず学校では周りに合わせて過ごしているので少し心配だ。

りぃちょ

お待たせ!

後ろから聞き馴染みのある声がして振り向くと、ラフな格好をした彼が立っている。

りぃちょ

待った?

キャメロン

全然

少し他愛のない話をしてから、近くにある海の浜辺に着いた。

袋から蝋燭をだして、家にあったライターで火をつける。

すると、ボウッと火がつく。

りぃちょくんの方をチラリと見ると、花火を用意している。

キャメロン

用意できたよ

りぃちょ

お、じゃあやろ!

蝋燭の火に花火を近づけると先にある紙が燃えて、そこからシューという音とともに綺麗なピンク色が出てきた。

キャメロン

(ピンクかぁ…りぃちょくんの色っぽいなぁ…)

実際彼の髪にはピンクのメッシュが入っている。

体育の時、その髪が一際目立つので、自分の中ではイメージカラーはピンクだというイメージが強い。

そんなことを思っているといつの間にか花火が消えていた。

あらかじめバケツの中に入れていた水にいれ、ジュッと音を立て、消火する。

そうして二本目に手を伸ばす。

そんな感じで2人で花火を楽しんだ。

最後に線香花火をしようということになり、指先で紐を持ち火をつける。

暫く黙って花火を見ているとふと彼の線香花火はどうだろうと思い横を見たら彼と目があった。

一気に顔が熱くなる。

きっとひどい顔をしているだろう。

固まっていると彼が黙って顔を近づけてきた。

キャメロン

唇が音を立てると共に、線香花火が落ちた。

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