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命を守るために

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命を守るために

1 - 命を守るために

2018年12月18日

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楓奈

なおくん、わたしね、宇藺くんと付き合ったよ
でもね心の底では。なおくんがまた一緒に過ごしたいなって思ってたんだよ?
だけど久しぶりに会ってこんな事になってた。
嬉しい気持ちと辛い気持ちが半分半分だった。
ねぇ、なおくん。私と一緒にこの子を育ててよ。
宇藺くんと、なおくんと、レイアにぃちゃんで、みんなで育てていきたい。

なお

うん…分かった、僕が作った子だから、責任を取るよ。
もう、楓奈を泣かせない。今まで、1人で苦しませてゴメンなさい。

楓奈

うん
いいよー。

なお

ありがとう

宇藺

ちゃんと育ててね。一緒に

なお

うん!

レイア

なお、もう、逃げるなよ?
俺と同い年なんだから。

楓奈

え?嘘でしょ?

レイア

ほんとだぞ?

なお

うん僕レイアと、同い年なんだ。ごめんね。

楓奈

そっかー笑

なお

ふ、楓奈?

楓奈

そっかー笑笑笑そっかー大人なのに捨てたのかーへぇーーwwwまじ、か、

なお

ご、ごめんなさい!!

楓奈

私死んでくる。

窓に向かう楓奈

レイア

楓奈〜?何をしてるのかな?。
楓奈は、今、1人の体じゃないんだよ?。楓奈が、産みたいって言ったんだよ?楓奈が、守りたいって言ったんだよ?。何をしてるの?ねぇ、

楓奈

だって、辛いもん。大人にヤられて捨てられてここまで悩んだんだよ?

なお

ほんとにごめんね。

宇藺

あまり泣かせるなよ。今は、僕の彼女なんだから。
(小さい声で)お兄ちゃん。

なお

ごめんね。
もう、嘘も何もつかないから

楓奈

わかった

私は強くこの子の母親になれるように頑張る。

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