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六奏 赤×水

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六奏 赤×水

1 - 六奏の赤と水が宅飲みする話

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2024年03月01日

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暇72

お〜い、こさめ。寝るならベッド行こうぜ。

雨乃こさめ

え〜?まだ飲む…。

俺の家でこさめと二人で宅飲み。…だったんだけど、早々に酔ったこさめは半分くらい寝てる状態。

暇72

いやもう寝た方がいいだろ。お前半分くらい寝てんだから。

雨乃こさめ

だってなつ君が全然飲んでくれないから〜。

暇72

前後の文脈繋がってねぇよ。も〜、明日苦労するのお前なんだからな?ほら、水飲めって。

コップに水を注いでこさめに差し出すも、こさめはぽやぽやしてて受け取れそうもない。

暇72

ったく、いい大人なんだからさ…こんなになるまで飲むな〜?セーブしろよ。

とは言え、少しでも水飲ませたほうが…。でもどうやって飲ませる…?と悩んでいると上機嫌なこさめに名前を呼ばれる。

雨乃こさめ

んふふ、なつく〜ん?

暇72

ん?何、こさめ―――。

名前を呼ばれて振り向くと、こさめに顔を固定される。は?、と思っているとこさめにキスされた。

理解が追いつかず、呆然としていると、数秒経って口を離された。

暇72

こ、こさめ…?

雨乃こさめ

えへへ、こさめ、なつ君のこと好きなんだ〜。

コイツは人の気も知らないで呑気に…!

暇72

おい、こさめ、あんま調子乗ってると…。

そこで俺は言葉を失った。気付いたらこさめは気持ちよさそうに寝息を立てて寝ていた。

暇72

…ハァ。

ため息をついてこさめに毛布をかけて、流石にベッドには運べないので頭の下に枕も敷いてあげた。

暇72

…お休み、こさめ。

そう声をかけて軽く掃除して、俺もベッドに潜り込む。

…もう二人きりで飲むのやめよ。俺の理性が持たないかもしれない。因みに次の日のこさめは頭痛に悩まされていて、記憶も殆どないみたいだった。…俺にキスまでしておいて…!

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