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楪羽*yuzuriha*
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#家族関係
Shax91
107
#リート
数時間後。 特務組織の医療施設。
岩本の治療が終わり、医師からもう命に別状はありませんと告げられたことで、ようやく全員が胸をなで下ろした。
その安心も束の間。
深澤が静かに立ち上がる。
深澤辰哉
その一言で、空気が変わる。
佐久間が苦笑する。
佐久間大介
向井も小さく頷いた。
向井康二
ラウールが宮舘、渡辺、阿部の三人を見る。 三人とも、何を言われるのか分かっているようだった。
深澤はソファへ腰掛けると、三人を向かい側へ座らせた。
深澤辰哉
渡辺が苦笑する。
渡辺翔太
宮舘も素直に座る。
宮舘涼太
阿部も静かに椅子へ腰掛けた。
阿部亮平
深澤は三人を順番に見渡した。
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
九人全員が頷く。
もしあの時エルフレ・バルサムがなければ。 岩本は助からなかった。
それは誰も否定できない。
深澤は続ける。
深澤辰哉
その一言で空気が引き締まる。
深澤辰哉
静かな声だった。 だからこそ重い。
渡辺は目を伏せる。
渡辺翔太
深澤辰哉
深澤辰哉
渡辺は少し考えてから、小さく笑った。
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
深澤は頷きもしなかった。
深澤辰哉
宮舘は静かに答える。
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘涼太
部屋が静まり返る。
目黒が静かに口を開いた。
目黒蓮
目黒蓮
宮舘は目黒を見る。
宮舘涼太
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
その言葉に宮舘の表情が揺れた。
宮舘涼太
目黒蓮
宮舘涼太
宮舘は少しだけ笑う。
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘涼太
今度は渡辺が続けた。
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
岩本がため息をつく。
岩本照
宮舘涼太
岩本照
岩本照
渡辺は答えられない。
岩本照
岩本照
岩本照
岩本照
佐久間も珍しく真剣な顔だった。
佐久間大介
佐久間大介
佐久間大介
佐久間大介
佐久間大介
佐久間大介
佐久間大介
向井も頷く。
向井康二
向井康二
向井康二
向井康二
ラウールも小さく言う。
ラウール
ラウール
ラウール
渡辺は目を閉じた。
渡辺翔太
宮舘も深く頭を下げる。
宮舘涼太
その時。 深澤の視線が、ゆっくり阿部へ向いた。
深澤辰哉
深澤辰哉
阿部は静かに顔を上げる。
阿部亮平
深澤辰哉
阿部亮平
深澤辰哉
少しだけ沈黙が流れる。
阿部は正直に答えた。
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
目黒が驚く。
目黒蓮
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
深澤辰哉
阿部は苦しそうに笑った。
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
深澤は静かに首を横へ振る。
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
阿部は何も言えなかった。
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
その言葉が胸に刺さる。 阿部はゆっくり頭を下げた。
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
深澤は少しだけ表情を和らげた。
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
その言葉に、三人とも目を見開く。
岩本が笑う。
岩本照
岩本照
佐久間が笑って続ける。
佐久間大介
向井も笑う。
向井康二
その一言で、ようやく部屋に笑いが戻る。
目黒は宮舘と渡辺の肩を軽く叩いた。
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
渡辺は照れくさそうに笑う。
渡辺翔太
宮舘も穏やかに微笑んだ。
宮舘涼太
阿部も二人を見て、小さく笑う。
阿部亮平
阿部亮平
その様子を見た深澤は、大きく息を吐いた。
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
三人が同時に顔を上げる。 深澤はにやりと笑った。
深澤辰哉
深澤辰哉
渡辺翔太
渡辺が思わず声を上げる。
渡辺翔太
岩本照
佐久間が大笑いする。
事務所には久しぶりに、九人全員の笑い声が響いた。
けれど、その誰も気付いていなかった。
病室の窓の外。 遠く離れたビルの屋上から、双眼鏡越しにこちらを見つめる黒い影が一人。
その人物は通信機へ静かに呟く。
怪しい人
怪しい人
怪しい人
その報告を受けた神崎は、小さく微笑んだ。
神崎
神崎
神崎
神崎
静かに、新たな事件の幕が上がろうとしていた。
エルフレ・バルサム事件から三日後。 何でも屋『Snow Man』。
カランカラン。
店の扉が開く。
向井康二
向井は思わず首を傾げた。
向井康二
佐久間大介
ラウール
深澤辰哉
全員が小さく笑った。 ようやく訪れた穏やかな朝だった。
事務所の奥では。 目黒が植物へ水をあげている。
目黒蓮
窓辺に並ぶ観葉植物は、以前より少し増えていた。
渡辺翔太がそれを見て笑う。
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
目黒蓮
宮舘涼太
宮舘が優しく笑う。 すると植物の葉がふわっと揺れた。
佐久間が笑い出す。
佐久間大介
目黒は少し照れたように視線を逸らした。
目黒蓮
その様子を見て全員が笑う。
一方。 キッチン。
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘が穏やかに告げる。 渡辺は固まった。
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
事務所の奥から即答が返る。
深澤辰哉
渡辺翔太
佐久間が肩を震わせる。
佐久間大介
向井も笑う。
向井康二
渡辺は渋々スポンジを手に取る。
渡辺翔太
その隣へ宮舘も立った。
宮舘涼太
渡辺が驚く。
渡辺翔太
渡辺翔太
宮舘は首を横に振る。
宮舘涼太
宮舘涼太
渡辺翔太
少しだけ沈黙。
渡辺は小さく笑った。
渡辺翔太
宮舘涼太
二人で並んで皿を洗い始める。 その様子を見た佐久間が小声で言う。
佐久間大介
向井が吹き出す。
向井康二
渡辺翔太
渡辺が振り返る。
事務所中が笑いに包まれた。
ソファでは。 ラウールが岩本の腕を見つめていた。
ラウール
ラウール
岩本は腕を回してみせる。
岩本照
岩本照
ラウール
ラウール
ラウールは何度見ても信じられないようだった。
岩本は宮舘と渡辺を見る。
岩本照
岩本照
二人は少し照れくさそうに笑った。
渡辺翔太
宮舘涼太
その一言だけだった。
窓際では。 阿部がパソコンを開いて資料をまとめている。
そこへ目黒が缶コーヒーを置いた。
目黒蓮
阿部は少し驚いて笑う。
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
目黒は椅子を引いて隣へ座る。
目黒蓮
目黒蓮
阿部は苦笑した。
阿部亮平
目黒蓮
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
二人は顔を見合わせて笑った。
少し離れた場所から宮舘がその様子を見つめる。
宮舘涼太
宮舘涼太
そんなことを考えていると。 阿部と目が合った。
阿部は優しく笑う。
阿部亮平
宮舘も微笑み返した。
宮舘涼太
夜、阿部の部屋で交わした秘密の話。 宮舘にしか見えない、阿部の髪に混じる青と緑のネオンのような色。
そのことを思い出しながらも、宮舘は何も言わなかった。
阿部もまた、宮舘が何を考えているのか分かっているように、小さく頷くだけだった。
昼過ぎ。 ようやく依頼が舞い込む。
カランカラン。
小さな女の子が入ってきた。
少女
深澤が笑顔で迎える。
深澤辰哉
少女は少し恥ずかしそうに、小さな写真を差し出した。
少女
少女
一瞬の静寂。
そして。
佐久間大介
佐久間が勢いよく立ち上がる。
佐久間大介
ラウール
ラウールも笑顔になる。
向井が笑う。
向井康二
深澤も頷く。
深澤辰哉
深澤辰哉
全員
九人の声が重なる。
事務所には久しぶりに、穏やかな空気が流れていた。
誰もが、こんな日がずっと続けばいいと思っていた。
――しかし。
その頃。 街の片隅。 黒い車の中。
一人の男が、ノートパソコンを静かに閉じる。
画面には今日撮影されたSnow Manの写真。 そして、その中心には宮舘の姿。
男は小さく呟く。
怪しい人
怪しい人
怪しい人
怪しい人
怪しい人
車は静かに走り去っていく。
その存在に気付く者は、まだ誰もいなかった。
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最高です!!!!!続き見たいっ!! 新キャラ登場、?霧島はこれから神崎につくのかな?喧嘩しそう