TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

僕達は小さい頃に出会った

紗良

うっ…うぅ

……

どうしたの?

紗良

お母さんと…お父さんに叩かれてっ…

紗良

嫌になって…うっ

紗良

逃げてきたの…

じゃあ一緒に行こう

紗良

え…

それとも戻るの?

紗良

そうじゃないの

紗良

誰にもそんなこと言われなかったから

紗良

ちょっと…

ちょっと?

紗良

嬉し…かったの

…そっか

じゃあ行こう

そう言って僕は手を差し伸べた

僕達は似ていた

僕も親から虐待を受けてたんだ

紗良

そうなの?

うん

それで家を抜け出して保護された

運良く優しい家庭だったから良かったけど

紗良

私達嫌なところだけは似てるんだね

まあそうなるかな

君の手はいつの間にか微かな震えがなくなっていた

色々な話をしながら誰にも縛られないで2人で線路の上を歩いた

君はここで待ってて

僕が出てきたら一緒に走るよ

紗良

分かった

(店員は…いないな)

よし

僕は金を盗んだ

その時ちょうど店員が出てきた

店員

そこで何をしている!

!!

逃げるぞ!!

紗良

う、うん!

店員

待て!

そして2人で逃げた

不思議と罪悪感はなかった

2人ならどこにも行ける気がした

はぁ…はぁ…

紗良

っ…

カチャ

紗良

メガネが…

大丈夫だよ

紗良

…そうだね

紗良

今となっちゃどうでもいいか

紗良

あぶれ者の小さな逃避行の旅ってところかな

そうして僕達は森に逃げた

いつか夢見た優しくて誰にも好かれる主人公なら

汚れた僕達も見捨てずにちゃんと救ってくれるのかな

紗良

そんな夢はもう捨てたよ

紗良

だって現実をみてよ

紗良

シアワセの4文字なんてなかった

紗良

今までの人生で思い知ったじゃない

あぁ

紗良

自分は何も悪くないと誰もがきっとおもってるよ

そうだな

ありがとう

紗良

私もありがとう

紗良

あなたがいてくれて良かった

君と過ごせるのは あと少しなんだろうな

これはきっと

君と僕が一緒にいられる最後の

『カウントダウン』なんだ

人殺しとダメ人間の旅

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

80

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚