今日も今日がやってきた。
もう精神的にも疲れてきた。
けど負けたくないから学校へ足を運ぶ
ころん
(………)
いつしかさとみさんに洗脳されるのだろうか
このままずっとされるがままなのか
本当に努力は報われるのか
ヤられても普段通り過ごせてしまう自分自身に恐怖を覚えた
ころん
つらいな。
今日は何をされるのか。
期待してるわけじゃないけどさとみさんに犯されるのが日課になっていて正直少しだけまんざらでもなくなってきた
ころん
はぁ…
小さくため息をつき教室へ入る
ころん
ガラガラガラガラ
Classmate
クスッ
さとみ
ニヤニヤ
ころん
?
いつもならば誰も気づかれずペコッと小さくお辞儀して自分の席にいく
でも今日はなんか違う
みんながこっち見てくるしさとみさんもニヤニヤしてる
ころん
(なんだよ…)
僕はお構いなしに自分の席に行こうとする
さとみ
おい待て
ころん
ッ…なんすか
さとみ
莉犬が来たら水かけろよw
ころん
ッ…?!
ころん
どういうこと…
さとみ
だから莉犬に水かけろってんの
ころん
そんなことできるわk
るぅと
Cランクがなにほざいてるんですか??
ころん
いや友達だし…
さとみ
俺らが言ってることに逆らうってこと?
ころん
……
るぅと
ほらもうバケツ用意したので
るぅと
莉犬が来るのを待つのみですよ?
全身が微かに震えているのがわかる
Classmate達はコソコソと僕の方を見ながら話している
ころん
(これで僕はもう、正真正銘の出来損ないなんだな)
ころん
(もういいよ。)
ころん
(もう僕は遊ばれる運命なんだなw)
さとみ
おら莉犬きてんよ
ごくんと唾を飲み込む
手が震える
何も考えられない
莉犬
ガラガラガr
ころん
バッシャーーン
あぁ。やってしまった。
僕って最低だ。
僕は裏切り者なんだな
裏切り者…
莉犬
…………ポタポタポタポタ
莉犬くんは光のない目で僕を見つめる
莉犬くんは始終無言のまま、どっかへ去っていった
ころん
ポロポロ…ポロ…
ころん
ガタンッ…
僕は泣き崩れた
ころん
(僕は莉犬くんを裏切った。)ポロポロ…ポロ…
ころん
(莉犬くんを…裏切ったのか…)ポロポロ…ポロ…
ころん
(裏切り者…)
ころん
僕は…
ころん
裏切り者ッ…(ボソッ
ころん
ポロポロ…ポロ…
ころん
ポロポロ…ポロ…
自分の放った言葉に耐えきれず無数の涙が零れ落ちる
ころん
(もう莉犬くんは友達じゃない。)
ころん
(他人だ)
ころん
(忘れよう。何もかも。)
莉犬くんに助けてもらったこと共に学んだこと
いっしょに笑っていっしょに泣いたこと
そんなこと
忘れるわけないよ。
ころん
(もう消えたい…)
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