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前回のあらすじ
瑠夏が(無理矢理)連れてこられた場所は豪邸だった
あと、合う画像が無くてすみません…雰囲気だけでもこんな感じって思って貰えたら…
イトスギ
イトスギはそのまま門をギィ…っと開け、ズカズカと中に入って行く
のを、流石にまずいと思い、俺はイトスギの腕を掴み静止させる
イトスギ
瑠夏
イトスギ
使用人
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
使用人
瑠夏
俺は口をあんぐりと開け、固まってしまった
この屋敷の使用人?が、イトスギに全面的に謝罪している所もだが……
瑠夏
イトスギ
瑠夏
イトスギ
イトスギ
瑠夏
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
瑠夏
瑠夏はそのままベイリーの後に大人しく着いていく事にした
瑠夏
玄関から屋敷内に入った時もそうだったが、この屋敷は本当に広かった
廊下や広間の至る所に彫刻や絵画などが飾ってあったが、それでも持て余すほど広かった上に、構造もとにかく複雑だった
これだけ広く複雑だとイトスギの目的地に着くまでには日が暮れてしまいそうだ
なんて事を思いつつイトスギの方に目を向ける
イトスギは真剣な表情で前を向いて確かな足で歩を進めていた
迷いなく進むその姿に、きっとこいつは何度もここに来たことがあるんだろうと何となく思っていると、イトスギ…ベイリーに声をかけられた
ミア・ベイリー
瑠夏
ミア・ベイリー
瑠夏
意味が分からず戸惑っていると、ベイリーがまぁまぁと言い扉を開けるように促す
ミア・ベイリー
瑠夏
改めて俺は人の3倍ほどある巨大な扉に向き合い、片手を軽く握り扉の前にかざす
そのまま1回2回、3回ほど叩き終えると、中から「どうぞ」と声が聞こえた
何だか聞き覚えのある声のような気がしたが、俺は構わず扉を開ける事に専念した
手を扉の前に添える、その瞬間ガチャっという音を立て、ひとりでに扉が内側に引き寄せられるよう左右に開き、目の前が一瞬にして白んだ
瑠夏
目を恐る恐る開く
そこは今まで見てきた部屋の中でもトップクラスと言っても過言では無い
そのぐらい広く、華美な部屋だった
それと……
瑠夏
楓
菜沙
瑠夏
楓
瑠夏
楓
瑠夏
楓
菜沙
遥
遥
菜沙
遥
楓
菜沙
瑠夏
遥
楓
遥
瑠夏
菜沙
楓
遥
瑠夏
瑠夏
菜沙
楓
瑠夏
菜沙
瑠夏
遥
楓
菜沙
遥
遥
遥
菜沙
瑠夏
菜沙
瑠夏
遥
遥
瑠夏
菜沙
菜沙
楓
瑠夏
菜沙
楓
菜沙
瑠夏
楓
遥
遥
瑠夏
楓
菜沙
瑠夏
遥
菜沙
楓
遥
瑠夏
遥
ミア・ベイリー
そう言ってベイリーが両手をパンッと叩く音が聞こえ、そちらを振り返る
瑠夏
菜沙
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
楓
遥
菜沙
菜沙
ミア・ベイリー
遥
楓
瑠夏
菜沙
菜沙
瑠夏
楓
瑠夏
楓
遥
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
瑠夏
何だかんだありつつ、こうやって自分の事を好印象で話してくれるのは嬉しい
思わず瑠夏の顔が少し赤らむ
その様子を菜沙は見逃さなかった
菜沙
瑠夏
楓
瑠夏
瑠夏
遥
そう言って楓と菜沙を止める遥にほっと胸を撫で下ろす
これ以上弄られては瑠夏の羞恥心が暴発してしまう
その前に止めてくれた遥には感謝しかないし、流石役職がストッパーと言われてるだけあるというか…
瑠夏
ミア・ベイリー
菜沙
ミア・ベイリー
瑠夏
どこか遥達に対するベイリーの雰囲気が、冷たく冷えきっているように瑠夏は感じた
それは先程の使用人に対しても同じくあったもので…
瑠夏
瑠夏
よく分からず思わず首を傾げそうになる瑠夏の横目で、ベイリー達が淡々と会話を進めていく
楓
楓
ミア・ベイリー
遥
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
瑠夏
瑠夏
菜沙
ミア・ベイリー
楓
ミア・ベイリー
菜沙
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
瑠夏
瑠夏
そう言って瑠夏はベイリーを見失わないよう、部屋を急いで出た
コツ…コツ…と、靴底と床がぶつかり合う音が響き渡る
瑠夏とベイリーの間には沈黙がただ流れており、先程から会話をすることもこれといって無かった
理由は単純明快、ベイリー…イトスギの様子がおかしいと感じたからだ
それも深く暗い、まるでアビスに潜り込んだかのような、そんな雰囲気だ
瑠夏
少し考えて、瑠夏はベイリーに声をかけようと口を開く
瑠夏
ミア・ベイリー
瑠夏
瑠夏
ミア・ベイリー
瑠夏
瑠夏
ミア・ベイリー
そう少しぼかして伝える様に、違和感を感じたが、それ以上突っ込むのはやめた
人にはプライベートがあるし、少なくとも気は使えるやつだ、あいつらのマイナスな事はあっても、俺の前では言わないだろう
ただ、これだけは言っておきたかった
瑠夏
瑠夏
ミア・ベイリー
ベイリーはそう言ってはいたが、どこか安らいだ表情をしていた
一瞬で顔を引き締めていたけれど…
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
瑠夏
瑠夏
瑠夏
ミア・ベイリー
瑠夏
ミア・ベイリー
瑠夏
瑠夏
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
瑠夏
ミア・ベイリー
あぁ、そうだったとベイリーが瑠夏を見て話を続ける
ミア・ベイリー
瑠夏
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
瑠夏
ミア・ベイリー
ミア・ベイリー
瑠夏
ミア・ベイリー
そう言われて目の前の扉を見る
先程の部屋前の扉とくらべ、勝たずとも劣らずの巨大な扉が目の前に威厳を放ち、佇んでいた
瑠夏
ゴクリ、と生唾を飲み込む
瑠夏は恐る恐る扉に触れ、その瞬間先程より眩い光が瑠夏達を包み込んだ
廊下には瑠夏たちの姿はなく、扉の閉まる音のみ響き渡っていた
つづく
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瑠夏さんまさかの選ばれし者だった説?!イトスギ変わりスギ