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医務室に着き、宗四郎はレンを下ろしキコルちゃんが「副隊長は先に戻ってて下さい」と言うと宗四郎は当たり前の反応だが「なんでや?」と聞いて来た
キコル)女の子には女の子の事情ってやつがあるんですよ
保科
キコル)察して下さいよ…
保科
キコル)まぁ、逆に男性がいたら話しにくいと思いますし
保科
キコル)誰が!?
保科
キコル)何でそうなんの!?
保科
キコル)違うから!とりあえず早く出て行ってくださいッ!
保科
キコルに背中を押され医務室から追い出されキコル、レンの2人っきりになった
キコル)(もしかして…我慢してたのかしら……)
しばらくキコルが心配しているとレンは目を覚ました
レン
キコル)!!
レン
呂律の回らないままぼそっと呟くとキコルは「やっと起きたわね、この寝坊助」と声を掛けた
レン
情けない顔を見せて謝ると「我慢してたの?」と聞いて来た
レン
キコル)重いんなら早く休みなさいよ、顔色悪いこりゃ血液不足ね
レン
キコル)今日はもう休みなさい、副隊長には私から言っておくから
レン
その後キコルは部屋から出ていきレンも少し体を落ち着かせたから部屋に戻った
基地内の廊下
部屋に戻る為に廊下を歩いていると下腹部を握り潰されているような激しい痛みに襲われ思わずしゃがみ下腹部を抑える
レン
服を掴んで時折唸り声を上げながら大人しくしていると「お、お前大丈夫か!?」という声が聞こえ後ろを見ると第1部隊の隊長「鳴海弦」がいた
鳴海
レン
鳴海
レン
鳴海
そう言って鳴海はレンに上着を羽織らせてから優しく抱き抱えた
鳴海
レン
鳴海
レン
大人しく鳴海の首に手をかけて大人しくしていると後ろからバタバタと誰かが走る音が聞こえ鳴海が後ろを向くと「ぶふっ笑」と笑い出した
レン
鳴海
レン
戸惑っていると鳴海はクルッと体ごと後ろを向き何で笑っているのかと右っ側を見ると焦って走ってきたのか髪の毛をぐしゃぐしゃにした宗四郎がいた
レン
保科
レン
保科
レン
保科
レン、鳴海)じ、陣痛……?
鳴海
レン
保科
レン
鳴海
レン
鳴海
保科
2人)(あ、こいつ/この人馬鹿だ)
レン
保科
鳴海
保科
レン
鳴海
保科
鳴海
レン
保科
鳴海
レン
保科
鳴海
保科
鳴海
保科
鳴海
保科
鳴海
保科
レン
こんな感じの押し問答が暫く続き…レンは寝るし第3部隊の副隊長と第1部隊の隊長が言い争いを廊下で…しかも、でかでかとしていたため…お陰で「付き合っているのでは?」と、言う噂が裏で広がっているとか…何とか…