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こーく
そらびび
何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る
こーく
そらびび
こーく
こーく
そらびび
こーく
繰り返して何十年。もうとっくに気が付いていたろ。
こーく
こーく
繰り返した夏の日の向こう
こーく
そらびび
バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たる
こーく
こーく
血飛沫の色、君の瞳と軋きしむ体に乱反射して
こーく
こーく
文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら
KAITO
こーく
KAITO
なろ屋
なろ屋
KAITO
そらびび
こーく
そらびび
こーく
そらびび
実によく在る夏の日のこと。 そんな何かがここで終わった。
目を覚ました8月14日のベッドの上
そらびび
そらびび
そらびび
少年はただ
そらびび
そらびび
と一人
猫を抱き抱えてた
そらびび
そらびび
そらびび
そらびび
そらびび