テラーノベル
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放課後の教室。
ねっぴーがいつも通りのテンションで話しかけてくる。
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴーの目が、ほんの一瞬だけ、不安げに揺れた。
普段あんだけうるさいのに、 こういうときだけ黙るの、ほんと反則だろ。
俺のせいで、ねっぴーがそんな顔してんの、ホント耐えらんない。
気づいたら、立ち上がってた。
今言わなきゃ、いつ言うんだと。
ねっぴーの腕をぐっと引いて、壁に寄せる。
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴーが、いつになく静かに息をのんだ。
そして___
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
俺は、その顔をちゃんと見た。
教室でも、LINEでも、夢の中でもなく。
“今ここ”の、ねっぴーの目を。
ダークネス山本
そう言った瞬間、
ぐちゃぐちゃに渦巻いてた感情が、全部口から溢れたみたいだった。
距離なんて一瞬だった。
俺はねっぴーの首元に手を回して、ぐっと引き寄せて。
キスした。
大切な一歩を、奪うように。
どこにも逃げられないように。ぜんぶ伝わるように。
ねっぴーが目を開けたまま固まってて、でも、すぐに笑った。
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
そう呼ばれた瞬間、
俺の心は、完全に落ちていた。
コメント
2件
最高まじ尊すぎます😭😭😭 ねぴやま幸せENDでよかったです☺️ 口角が戻りません☺️