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コンタミ
船が沈んだり人間が投げ捨てたりと 海底にはゴミと共に宝物も落ちていることがある
コンタミ
キラキラと光るオーブに腕輪を拾う 海底を泳ぐ時は下も横も上も警戒しないと いけない、怪我をしたら場所がバレるからだ
コンタミ
コンタミ
コンタミ
向こうから猛スピードで黒い何かが 向かってくる、俺が止まると段々とスピードが落ち 目の前で停止した
コンタミ
サメはパクパクと口を動かす 口から溢れた泡が声として俺に届く
サメ
コンタミ
サメ
コンタミ
サメ
コンタミ
サメ
泳いでいったのを横目に彼奴の縄張りを 目指した、なんで急に人間が動き出したんだ
コンタミ
母さん
体に巻きつけられた縄を掴み引っ張る 人間の槍が母さんの体を貫通し、溢れた血が 海に溶け生物を刺激した
コンタミ
母さん
コンタミ
爪の隙間から血が流れる、指が痛い 固い縄は手ではビクともせず全く離れない 爪がダメなら牙がある 不味い縄を食い千切って居ると段々と海面に 引っ張られている事に気がついた
母さん
母さん
コンタミ
波が危険を知らせる、俺が横に避けると 殺意のこもった槍が降ってきた 人間なんか居なければ…母さんが傷つかずに 泣かないで済んだのに…!
コンタミ
解放された母さんを抱えサメ達に叫ぶ 皆で海底へと泳ぐと槍の雨は少しずつ減っていった
コンタミ
サメ
サメ
槍を引き抜いたら確実に死ぬ かと言って何もしないわけにはいかない
コンタミ
母さん
コンタミ
弱くなっていく力は、残りの時間を示していた 父さんが泳いでくるのを見つけるとこっちだと呼ぶ
父さん
母さん
ガクッと力無く動かなくなった体は死を告げる 大切そうに母さんを抱きしめる父さんは 今まで以上に殺気立ち憎しみが感じられた
しばらくは2人にしてやろうと 俺とサメの群れは解散した、もうすぐ時間になる から先に岩陰に腰を下ろす
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
気配も無く現れたのはらっだぁさんだった きょーさんも一緒でさっきの呟いた話になる
コンタミ
きょーさん
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
コンタミ
コンタミ
らっだぁ
さっぱりとその話を流すと 俺の隣に腰を下ろした、きょーさんはため息を つきながら岩の上に座る
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
きょーさん
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
きょーさん
コンタミ
らっだぁ
きょーさん
らっだぁ
コンタミ
きょーさん
コンタミ
ざわざわと草木が騒ぎ立つ 森の奥から強い圧迫感が漂い 生物が逃げ惑う音がする
らっだぁ
きょーさん
らっだぁ
立ち上がった2人は呆れたように笑う 額から流れる汗を誤魔化すように俺は海に 浸かり2人を見上げた
きょーさん
コンタミ
らっだぁ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
きょーさん
風のように消えると辺りは静まり返った 居る理由が無くなった俺は深海へと潜り帰る