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ーmafu sideー
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相川 真冬
相川 真冬
嘉月 榛華
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そう言い、ニコッと笑う嘉月 榛華
その笑みに、僕は唇を噛み締めた
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僕はそらるさんに余計な心配を掛けさせていた…
気づけなかった…ッ
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相川 真冬
相川 真冬
嘉月 榛華
嘉月 榛華
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そう嘉月 榛華に名前を呼ばれ、
無意識に俯いていた顔を上げる
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顔を上げれば、目の前には嘉月 榛華のキョトンした顔があった
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相川 真冬
嘉月 榛華
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僕はびっくりして、思わず嘉月 榛華の顔を押し返した
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押し返した後、僕は嘉月 榛華から顔を背け、
自分の頬へと触れた
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嘉月 榛華
相川 真冬
相川 真冬
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後ろで嘉月 榛華の不貞腐れた声が聞こえる
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僕の表情が嘉月 榛華の前では柔らかい…?
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相川 真冬
相川 真冬
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僕はそう呟き、自分で自分を嘲笑ったあと、
嘉月 榛華の方へ再度 体を向けた
そして言う
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相川 真冬
相川 真冬
相川 真冬
嘉月 榛華
嘉月 榛華
相川 真冬
相川 真冬
相川 真冬
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そう眉を寄せ、震える声で僕は言った
僕の言葉に、嘉月榛華は目を見開かせたが、
すぐに平常心に戻って、考える素振りを見せた
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
相川 真冬
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
相川 真冬
相川 真冬
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僕がそう控えめに聞くと、
嘉月榛華は優しく微笑し、コクリと頷いた
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
相川 真冬
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
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自身の胸に手を当て、そう聞く嘉月榛華
僕は嘉月榛華と同じように、自分の胸に手を当て、目を瞑った
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『まふ…、もう泣くなよ…』
『まふくーんッ、怪我したって聞いたけど大丈夫だった!?』
『おー、まふまふ それ手伝ってやんよ』
『まふまふ!あんま無理したらあかんで!?』
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『相川先輩 本当は優しいんですもん』
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相川 真冬
相川 真冬
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相川 真冬
相川 真冬
相川 真冬
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ツーっと何かが僕の頬を伝った
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相川 真冬
相川 真冬
相川 真冬
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僕はそう言ったあと、嘉月榛華の方へ顔を上げた
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相川 真冬
相川 真冬
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涙で濡れた顔でくしゃっと笑えば、
嘉月榛華も眉を下げて、困ったように笑った
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嘉月 榛華
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いつもは違う呼び名で僕を呼ぶ嘉月榛華は、
結っている髪を揺らして、僕に言った
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
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_______ドキッ……
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相川 真冬
相川 真冬
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そう思う僕とは裏腹に、
太陽のように眩しく笑う榛華さん
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どうやら、僕にとって知らないことはまだあるみたいだ…
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♡600いったらつづきだします。
すみません、なんかこう…、
無理やり進めました感 ありますよねぇ…
すみません…
イラスト作/友人
イラスト色/作者
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コメント
7件
えっ好き(突然の告白)
「能力は【破壊 】のようで。」全て読みました。語彙力ありありすぎて…やばいです。←語彙力皆無 続き、楽しみにしてます。
全話見させて頂きましたが本当にいいお話ばかりで...とにかく感動します!