パティシエ
それはね· · ·
パティシエ
私は既に死んでいるからよ
茉百合
え!?
パティシエ
ここはね、昔ケーキショップが建っていたの· · ·
パティシエ
でもね
パティシエ
市の奴らは、私達の意見なんて無視して、店を潰して
学校を建てた
学校を建てた
パティシエ
だから私が市の奴らにね
パティシエ
素敵なケーキを送ったの
パティシエ
そしたらまんまと引っかかって、
パティシエ
市の奴らは皆毒で死んだのよ
茉百合
え· · ·。そんなこと、知らなかった· · ·。
パティシエ
それは、市の残った奴らが
私を殺して、事実を消したからなの
私を殺して、事実を消したからなの
茉百合
そんな· · ·。
可哀想· · ·
それなら、私に何か出来ることはありませんか?
可哀想· · ·
それなら、私に何か出来ることはありませんか?
パティシエ
まぁ· · ·
珍しい人もいるものね
珍しい人もいるものね
パティシエ
今まで見てきた生徒は、皆話を聞く前に逃げていくもの
パティシエ
でも、嬉しいわ。
それじゃぁ、早速だけど
· · ·。
それじゃぁ、早速だけど
· · ·。
茉百合
はい?何ですか?
パティシエ
あなたは、今憎んでいる人はいる?