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砲声が響くたび、俺の肩は小さく揺れていた
戦場にいれば弾は容赦なく飛んでくる
銃を握る手は震え、走れば足を取られ転び、味方の指示にもすぐ反応できない
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zm
背後から聞こえる声は、もう慣れてしまった
返す言葉もない。事実だからだ
その日、敵との小競り合いで一人の仲間が倒れた
zm
心臓は止まり、もう息もない。周囲が絶望の色に染まる
俺ははふらつきながら駆け寄り、手袋を外した
誰にも見せたことのない行動──掌を胸に当て、低く呟く
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死体が息を吸い込む音が響く。仲間が目を開き、咳き込む
周囲は息を呑むが、鬱先生はその場で眉をひそめた
──この人、誰だ?
俺は蘇らせた相手の名前も、過去の任務も覚えていない
その代償が何なのか、仲間たちはようやく理解した
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そうヘラっと笑って見せたが、メンバーは顔を曇らせた
だが、記憶を失えば失うほど無能さは増し、部隊の負担は膨らんでいった