主
こんばんは、はらりです
主
此方の作品はもう一つの作品
「大きな弟ができました」
「大きな弟ができました」
主
よりかなりカタツムリペースでの
投稿となります
投稿となります
主
ネタがないのでゆるゆる更新です
主
それではどうぞ~~
薙
どうぞ~♡
薙
ッチ‥!
蘭
あぶな~
竜胆
兄ちゃん!
蘭
大丈夫大丈夫、かすっただけ♡
薙
嫌ねぇ、
一発で仕留めるつもりだったのに
一発で仕留めるつもりだったのに
竜胆
ッ‥お前!!
バンッ!
薙
こっちよ、お馬鹿さん
竜胆
うぐっ‥‥!!
ドゴッ
竜胆
(こいつ‥っ、蹴り強‥!!)
蘭
蘭ちゃんのこと忘れてない?♡
薙
大丈夫よ、
ちゃぁんと覚えてるから♡
ちゃぁんと覚えてるから♡
蘭
良かった~♡
バキッ
薙
ッ‥‥!
ダンッ
薙
イッツ‥!
薙
ほんっと、
こんなか弱い女の子一人に二人で
かかるなんて
こんなか弱い女の子一人に二人で
かかるなんて
薙
鼻で笑えるわね!
マイキー
それは困るな
薙
なっ‥!
薙
(いつの間に後ろに‥)
ゴッッッ
薙
カハッ‥
蘭
ひゅ~♡
竜胆
うわ、痛そ‥
薙
っあ゛‥、は、っ((ガクン
マイキー
蘭、竜胆、どっちでもいい
マイキー
運べ
蘭
は~い♡
竜胆
はい
何もない、真っ暗な廊下だった
まずここが廊下なのかすら怪しいと 思えるほどに
真っ暗で何も見えなかった
コツン、コツン‥
ふと、自分の目の前を歩く足音に 気が付いた
凪咲
‥誰?
そう問えば、足音は止まった
薙
‥「薙」
凪咲
‥!!?
薙
私は貴女から形成された人格
薙
貴女を守るために生まれてきた存在
薙
‥でももう無理みたい
その声は震えていて、 ひどく悲しそうだった
薙
‥ごめんなさい、大好きよ、
愛してる
愛してる
凪咲
‥っ
待って、ねぇ、
待って、ねぇ、
薙
じゃあね
コツン‥コツン
目の前の自分を引き止めたかったのに
体__指一本すら動かなかった
パチッ
凪咲
‥‥
蘭
あれ?起きた~?♡
凪咲
‥った、
竜胆
あ?
凪咲
死んじゃった‥
凪咲はひどく苦しそうに顔を歪め 涙を流した
もう一人の自分の死に
守ってくれていた存在の死に
凪咲は胸が痛くて痛くて 仕方がなかった
蘭
???何が?
『大好きよ、愛してる』
凪咲
っ‥わたし、も、だったのに‥!!
蘭
えぇ?
凪咲
‥っ、ふ、うぅ、
凪咲
これからどうやって
生きてけばいいの‥?
生きてけばいいの‥?
凪咲
わかんないよぉっ‥!!
蘭
(へぇ~♡♡)
蘭
大丈夫だよ
竜胆
(兄ちゃん‥?)
凪咲
‥?どう、して?
蘭
これからは俺達が君を守るんだから
凪咲
なんで?
蘭
大好きだからだよ
凪咲
‥‥‥、
蘭
おいで
そう言って蘭は腕を広げた
凪咲は虚ろな目をしながら 蘭の腕の中に静かに収まった
凪咲
(あったかい‥)
トクン、トクン、トクン
凪咲
(生きてる‥心臓の音、)
凪咲
(安心‥する‥‥)
凪咲
((スー、スー
竜胆
寝た‥?
竜胆
どういうこと?兄ちゃん
蘭
んー、薙ちゃん、凪咲ちゃんの
もう一つの人格って言ってたろ~?
もう一つの人格って言ってたろ~?
蘭
多分マイキーの蹴りで薙ちゃん
死んじゃったんじゃないかな?
死んじゃったんじゃないかな?
竜胆
うわっ‥えぐ、
蘭
だから弱みに漬け込んどこって
思って♡
思って♡
竜胆
そういうことかよ‥
蘭
ふふ、おやすみ、凪咲ちゃん♡