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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

鏡の間 入学式会場 この場は、とてもざわついていた

リドル・ローズハート

___さ、これで入学式と寮分けは終わりかな?
いいかい新入生たち、ハーツビューラル寮では僕が法律だ
逆らうものは首をはねてやるからそのつもりで

レオナ・キングスカラー

……………ふぁ~あ。やっとかったるい式が終わった
さっさと寮に戻るぞ
サバナクロー寮着いて来い

アズール・アーシェングロット

新入生の皆さん。この度は入学おめでとうございます!
皆さんが充実した学園生活を送れるようオクタナヴィネル寮寮長として
精一杯サポートさせていただきますよ。

ヴィル・シェーンハイト

それにしても学園長は何処に行っちゃったのかしら?
式の途中で飛び出して行っちゃったけど……………

イデア・シュラウド

職務放棄………

カリム・アルアジーム

腹でも痛めたんじゃないか?

そんな会話をしていた時 『バンッ』 と、扉が開きクロウリー、ユウ、ユズハ、グリム が入った

ディア・クロウリー

違いますよ!

リドル・ローズハート

あ、来た

ディア・クロウリー

まったくもう。
新入生が二人足りないので探しに行ったんです
さあ、寮分けがまだなのは君達だけですよ
狸くんは私が預かっておきますから、早く闇の鏡の前へ

グリム

ふぐぐー!

闇の鏡

汝の名を告げよ

ユズハ

、、、ユウ、、先やって

ユウ

うん…
ユウです

闇の鏡

汝に魂のかたちは
……………………………
……………………………
わからぬ

ディア・クロウリー

なんですって?

闇の鏡

この者からは魔力の波長が一切感じられない
色も形も、一切の無である

闇の鏡

よってどの寮にもふさわしくない!

会場が一気にざわつく 次はユズハだ

闇の鏡

汝の名を告げよ

ユズハ

、、、ユズハ・ルーズリーフ、、

闇の鏡

汝の魂の形は、、全部だ

ユズハ

、、、、全部、、、、?

闇の鏡

ハーツビューラル寮の厳格な精神も
サバナクロー寮の不屈の精神も
オクタナヴィネル寮の慈悲の精神も
スカラビア寮の熟慮の精神も
ポムフィオーレ寮の奮励の精神も
イグ二ハイド寮の勤勉な精神も
ディアソムニア寮の高尚な精神も感じられる

ユズハ

、、、、

闇の鏡

然し魔力の波長が一切感じられない

ディア・クロウリー

はい?

ユズハ

(そりょあね、、、僕のは魔力じゃない)

闇の鏡

魔力ではない何かを感じるのだ

闇の鏡

だが、色、形を見るとどの寮にも相応しい!

ユズハ

迷惑だよ、、、
それに学園長、、ここって男子校だよね、、、、?

ディア・クロウリー

そうですがなにか?

ユズハ

僕、、、、女なんだけど

ディア・クロウリー

は、、、、?

ユズハ

ほら、、、

ユズハはフードをとる フードをとると会場はよりいっそ騒がしくなる

ユズハ

これ、、、、どうなるの?

ディア・クロウリー

魔法が使えない人間と女性を黒き馬車が迎えに行くなんてありえない!
生徒選定の手違いなどこの100年一度もなかったはず
一体なぜ、、

ユズハ

なぜ、、、は僕が聞きたいよ、、、
はあ、、、新作のゲーム、、、僕の布団、、

グリム

もごもご、、、プハッ!

グリム

だったらその席!俺様に譲るんだゾ!

ディア・クロウリー

あっ、待ちなさい!この狸!

グリム

そこの人間たちと違って俺様は魔法が使えるんだゾ!
魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ

リドル・ローズハート

皆伏せて!

ユズハ

、、、

ユウ

、、、

グリム

ん”な’’~!

ユズハ

、、、何をしてるんだろ、、、

カリム・アルアジーム

うわあ!あちちっ!尻に火が!

ディア・クロウリー

このままでは学園が火の海です!
誰かあの狸を捕まえてください!

レオナ・キングスカラー

チッ、かったりぃな

ヴィル・シェーンハイト

あら、狩りはお得意でしょ?
まるまる太った絶好のオヤツじゃない

レオナ・キングスカラー

なんで俺が、手目ぇがやれよ

ユズハ

、、、(早く終わりたいし、、仕方ない)

ユズハ

、、、(消える)

ユウ

あれ?ユズハ、、?

ユズハ

捕まえた、、、

グリム

ふなぁー!?

ユウ

はやっ!

ユズハ

ユズハ

抱っこじゃダメなのかな、、、?

グリム

ふぬぅー!

ユウ

、、、(胸当たってない?)

ユズハ

??

リドル・ローズハート

オフ・ヴィズ・ユアヘッド!

グリム

ふぎゃっ!なんじゃこりゃ!

ユズハ

あ、大人しくなった、、

ユズハ

意外とかわいい、、ボソッ

リドル・ローズハート

ハートの女王の法律・第23条『祭典の場に猫を連れ込んではならない』
猫である君の乱入は重大な法律違反だ
即刻退場してもらおうか

グリム

俺様はねこでもねぇー!

グリム

こんな首輪すぐに燃やして!
あ、あれ?炎が出ねぇんだゾ!

リドル・ローズハート

ふんっ!僕がその首輪を外すまでは君は魔法を使えない。ただの猫同然さ

ユズハ

、、、猫だっけ、、?

グリム

にゃ、にゃにー!?
俺様はペットじゃないんだゾ!

リドル・ローズハート

心配しなくても君みたいなペットはこちらから願い下げだ
ま、学園からつまみ出される頃には外れてるよ

アズール・アーシェングロット

いや~、相変わらず素晴らしいですね。どんな魔法での封じてしまう、リドルさんのユニーク魔法。絶対にほしい、、、じゃなくて。僕なら絶対にかけられたくありません

ディア・クロウリー

どうにかしてください!
貴方達の使い魔でしょう!?

ユズハ

ユウでしょ、、、、

ユウ

違う

ディア・クロウリー

しっかり躾を、、、、、え?貴方達のじゃない?

ユウ

見知らぬ獣です

ユズハ

学園長の耳、、、機能してる?

ユウ

あはは、、、、

ディア・クロウリー

そ、そうでしたっけ?
ゴホン、では学園外に放り出しておきましょう。鍋にしたりはしません私、優しいので

ユズハ

、、、まずそ、、、

ディア・クロウリー

誰かお願いします

グリム

ぎにゃー!離すんだぞ!
俺様は絶対大魔法氏になってやるんだぞ!

ユウ

なんか、、ちょっとかわいそう

ユズハ

猫ちゃん、、、、

ディア・クロウリー

少々予想外のトラブルがありましたが入学式はこれにて閉会です
各寮長は新入生を連れて寮へ戻ってください

ディア・クロウリー

ん?そういえばディアソムニア寮、寮長のドラコニア君の姿が見えないようですが

レオナ・キングスカラー

あいつがいないのはいつものことだろ?

カリム・アルアジーム

あれ?もしかして誰も式のこと伝えてないのか?

ヴィル・シェーンハイト

そんなに言うならあんたが伝えてやればよかったじゃないか

カリム・アルアジーム

うーん、でも俺あんまあいつのこと知らないんだよな

ユズハ

、、、

ディア・クロウリー

さて__ユウさん、ユズハさん
大変残念なことですが
貴方達はこの学園から出ていって乗らわねばなりません
魔法の力を持たないものと女性をこの学園へ入学させるわけにはいかない
心配はりません、闇の鏡が直ぐ故郷へ返してくれるでしょう

ユズハ

逆に満足、、、、

ユズハ

引きこもり生活続k((

ユウ

無理だね

ユズハ

、、、、

ディア・クロウリー

さあ扉の中へ。強く故郷のことを念じて

ディア・クロウリー

さあや身の鏡よ!
この者たちをあるべき場所へ導きたまえ!

闇の鏡

、、、、

ディア・クロウリー

ご、ごほん、、、もう一度
闇の鏡よ、この者たちを

闇の鏡

どこにもない

ユズハ

、、、(石化)

ディア・クロウリー

え?

闇の鏡

この者たちのあるべき場所はこの世界のどこにもない
無である

ディア・クロウリー

なんですって?そんなことあり得ない
ああ、もう今日はあり得ないのオンパレードです

闇の鏡

、、、、、、、、、

ユズハ

、、、死ねば行ける説ボソッ

ディア・クロウリー

私が学長になってから、こんなことは初めてです

ディア・クロウリー

そもそも貴方達どこから来たんです?

ユウ

日本です

ユズハ

僕も日本、、、

ディア・クロウリー

聞いたことない地名ですね
私は世界中からやってきた生徒の出身地はすべて把握していますが

ディア・クロウリー

そんな地名、聞いたこともない

ユウ

なら調べてみたらどうですか?
さっき僕たちがいた図書館で

ディア・クロウリー

そうしますかね

ディア・クロウリー

ですが!その前にお説教です!

ユズハ

え、、、?

ユウ

なぜ?

ディア・クロウリー

なぜじゃありません!まったく
あの場に飛び込んで死んだりしたらどうするんですか!

ユズハ

あ、終わったなぁ、、、って感じるだけ、、、

ユズハ

だって、、、人は死んだら終わりだし、、、

ディア・クロウリー

死ぬのが問題なんです!

ユズハ

自殺しようとしても、、、生きてるよ?僕

ディア・クロウリー

自殺はダメでしょう?!

ユウ

ふーん?

ユズハ

、、、あ

ユウ

自殺?

ユズハ

、、、ごめんなさい

ユズハ

(それ、、、兄さんにも言われたし、、)

ディア・クロウリー

__さん!ユズハさん!

ユズハ

、、、何?

ディア・クロウリー

話聞いてました?!

ユズハ

聞いてない、、、

ユウ

僕たちは一度図書館に行って、ユズハはその後寮長、副寮長と会ってもらうってさ

ユズハ

、、、分かった

図書館

ディア・クロウリー

やはり、ない
世界地図どころか、有史以来どこにも貴方達の出身地の名前は見当たりません
貴方達、本当にそこから来たんですか?
嘘をついているんじゃないでしょうね

ユウ

僕たちに嘘をつくメリットはないです

ディア・クロウリー

そうですか、、
こうなってくると貴方達が何らかのトラブルで別の惑星
あるいは異世界から招集された可能性が出てきましたね

ユズハ

異世界でしょ、、

ディア・クロウリー

貴方達、ここへ来るときに持っていたものなどは?
身分証明になるような、魔道免許証とか靴の欠片とか、、見るからに手ぶらそうですけど

ユウ

そういえば財布もスマホもない

ユズハ

え、、、ゲームが、、、、ない、、?!

ユウ

ゲームくらいあきらめなよ

ユズハ

、、、、、、

ディア・クロウリー

困りましたねぇ
魔法を使えないものをこの学園においておくわけにはいかない

ユズハ

だけど、、兄様にも連絡つかないし、、、寝れないんでしょ?
泊まれるとことか、、、、、ないの?

ディア・クロウリー

学園には今使われてない建物が丁度ありますね。
昔、寮として使われていた建物なので掃除すれば寝泊まりくらいはできるはずです
そこであればしばらく宿として貸し出して差し上げましょう!
その間に貴方達が元いた場所に帰れる方法を探すのです!
あ~なんて優しいんでしょう、私!

ユズハ

、、、

ディア・クロウリー

では善は急げです。寮へ向かいましょう
少し古いですが趣のある建物ですよ。
ユズハさんはここで待機していてください

ユウ

ユズハ

、、、、

ユズハ

、、、眠い、、
それにゲームもできない、、、、←ゲーム中毒者
、、、はあ、、、、新作ゲームが、、、、

ディア・クロウリー

ユズハさん、お待たせしました

ユズハ

、、、!学園長
平気です、、、

ディア・クロウリー

では予定がなかった人は集まってるので行きますよ

ユズハ

、、、はい

鏡の間

ディア・クロウリー

お待たせしました

アズール・アーシェングロット

おや?貴方は先程の

ユズハ

、、、どうも

レオナ・キングスカラー

クロウリーこんなことの為に呼んだんなら俺は帰るぞ

ディア・クロウリー

挨拶もですが、ユズハさんに問題があるので

ユズハ

あったけ、、、?

リドル・ローズハート

本人が理解していないようだけど?

ディア・クロウリー

はぁ、、貴方は、、
取り敢えず自己紹介してください

ヴィル・シェーンハイト

ヴィル・シェーハイトよ
貴方、綺麗ねなにかお手入れはされているのかしら?

ユズハ

?、、なにも

ルーク・ハント

ルーク・ハントだ
よろしく頼むよ

ユズハ

あ、、、はい

カリム・アルアジーム

カリム・アルアジームだ!
よろしくな!

ユズハ

え、あ、はい、、

ユズハ

(すごい元気な人、、)

ジャミル・バイパー

ジャミル・バイパーだ
よろしく頼むよ

ユズハ

は、、、はい

アズール・アーシェングロット

アズール・アーシェングロットといいます

ユズハ

、、、はい

ジェイド・リーチ

ジェイド・リーチと言います

ユズハ

、、、、はい

リドル・ローズハート

リドル・ローズハートだ
よろしく頼むよ

ユズハ

よろしくお願いします、、、

レオナ・キングスカラー

、、、、、、

ヴィル・シェーンハイト

次はあんたの番よ

レオナ・キングスカラー

面倒癖ぇ

ユズハ

、、、、面倒なら、、別に

レオナ・キングスカラー

、、、チッ、レオナ・キングスカラーdq

ユズハ

あ、、、はい

ユズハ

、、、、ディアソムニア寮、、、、いない?ボソッ

ユズハ

で、、?僕のも問題って、、、?

ディア・クロウリー

ユズハさんは、、自分の生死に興味がないんです

レオナ・キングスカラー

は?

ルーク・ハント

普通じゃないのかい?

ディア・クロウリー

一般人よりもということです
自殺してもいいという結末でして

レオナ・キングスカラー

詰まり、自殺しねーよに見張れと?

ディア・クロウリー

いえ。死にそうなのを見かけたら阻止してください

ユズハ

、、、いや、、結構です

途中から少し雑談に変わり ユウ、私の夕飯を運んで学園長と共に私たちが住む寮へと 案内された

グリム

いや!全然怖くなかったんだぞ!

ユズハ

、、、

グリム

グリム様にかかればチョロいんだゾ!
どうだあ!お化けめ参ったか!

ディア・クロウリー

こんばんわー優しい私が夕飯をお持ちしましたよ(半分ユズハさんに会うためですけど)

ユズハ

、、、その前に

ユズハはどこから出したか知らないが銃を取り出し 『バンッ』 引き金を引いた

ユズハ

後ろ、、、払えてないよ

グリム

ふな?!

ディア・クロウリー

最初に行ってください!
、、、、って、それは先程入学式で現れたモンスター!
追い出したはずなのになぜここに?!

グリム

ふん!俺様がお化け退治してやったんだぞ!
感謝しろ!

ディア・クロウリー

ん?どういうことですか?

ユウ

実は

僕と学園長はユウの話を聞いた

ディア・クロウリー

そういえばこの寮には悪戯好きのゴーストが住み着き、生徒たちが寄り付かなくなって無人寮になったのを忘れていました、、しかし、ふぅむ

ディア・クロウリー

貴方達二人で協力してゴーストたちを追い出してしまうとは

ディア・クロウリー

お二人さん、ゴースト退治もう一度見せてもらえます?

グリム

でもゴーストはもう全部追い払ちまったんだゾ!

ディア・クロウリー

ゴースト役は私がします
では変身薬をごっくん!

グリム

えぇー嫌なんだゾ
めんどくせーし、またこいつと一緒なんて

ユウ

入学できるチャンスかもしれないよ

ユズハ

確かに、、

グリム

ぐぬ、、これで最後なんだゾ!
今度こそ絶対絶対ツナ缶出すんだゾ!

こうして始まった学園長の挑戦を僕は天井に座って見ていた

グリム

ぜえ、あ!どうだぁ!

ディア・クロウリー

なんと、まさかモンスターを従わせることができる人がいるなんて
ふぅむ、実は入学騒動の時から私の教育者の勘がいっているんですよねぇ

ディア・クロウリー

ユウさんには調教師や猛獣使い的な素質があるのめはないかと
しかし、、ブツブツ

ユズハ

ユウ、、!凄い、、!

ユウ

うわっ?!

ユズハ

化け物見たみたいに言わないで、、、?

ユウ

天井に座ってるんだからそりゃそうでしょ?!

ユズハ

そう、、、?

ユウ

うん!

ユズハ

あ、、学園長

ユウ


グリムもこの寮に置いてもらうことはできませんか?

ユズハ

、、、一緒

ディア・クロウリー

なんですって?モンスターを?

グリム

おまえ等、、

ユウ

お願いします!

ユズハ

僕からも、、、お願い

ディア・クロウリー

ふぅ、仕方ありませんね
いいでしょう

グリム

ふな’’っ?!
本当か?!

ディア・クロウリー

ですが!雑用係となってもらいます!
あ、ユズハさんは別で

グリム

えぇー?!そんなの嫌なんだゾ!
俺様もあのかっけー制服着て生徒になりたいんだゾ!

ディア・クロウリー

不満ならば結構
また外に放り出すだけです

グリム

ふな”っ!?
わ、わかった!やればいいんだろやれば!

ユウ

わかりました

ディア・クロウリー

よろしい、では二人ともナイトレイブンカレッジの雑用係として励むように!

To be continued

お願いします、来ないでください

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