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緊迫した会議は終え、僕はないちゃんと 家に帰る事にした。
国王が各国の王様と配下を集めた今日の 会議で人間が居るというのを話されたら皆探すはず。
明らかに歯切れが悪く、焦っているように見える。
初兎ちゃんとりうちゃんの2人は王様直下の配属だから、基本会議に居なければならないはずなのに何故か今日は居なかった。
おかしい。
王様の直下で、魔法がトップレベルだから選別された2人なのに、はぐれることなんかあるだろうか。
ないちゃんと話す時はいつものりうちゃんなのに僕と目を合わせて話す時は凄い歯切れが悪く、目も泳がせる。
ないちゃんは僕の顔を何故かじっと見てくる。
帰ると案の定いふくんの姿は無かった。
閉めたはずの窓が開けられている。
バチッ💥
開けられた窓から微量な魔力を感じて手を伸ばすと結界が張られている。
初兎ちゃんはどんな魔力も微量な魔力に見せかけるのが得意としていて、下手に触れたりすると最悪死に至る事もあるらしい。
りうちゃんの顔色が突然悪くなって真っ青になっていく。
顔色が悪く、息遣いが荒い。
その言葉を最後にりうちゃんは意識を 失った。
僕はいふくんを奪った2人と話す気なんか無い。
あえて圧をかけて気を失わせた。
あの寒くて暗い海の中が嘘のように消え、今俺の目の前にはいつも通りの学校の廊下が広がっている。
男子生徒(使い回し)
男子生徒(使い回し)
男子生徒(使い回し)
あの世界はどんな世界なのか説明の付きようがないし、話して良いのか分からない。
男子生徒(使い回し)
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男子生徒(使い回し)
男子生徒(使い回し)
男子生徒(使い回し)
いつもの変わらない光景。
変な世界に居たせいかこの光景に 凄く居心地の良さを感じる。
男子生徒(使い回し)
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男子生徒(使い回し)
男子生徒(使い回し)
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他愛の無い会話をしている時、 ふと運動場を走る生徒が目に入った。
男子生徒(使い回し)
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男子生徒(使い回し)
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男子生徒(使い回し)
やはり少し気になってしまう。
水色髪をした男の子。
男子生徒(使い回し)
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MOBは何故か上機嫌で俺の手を引いている。
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女子生徒(使い回し)
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男子生徒(使い回し)
男子生徒(使い回し)
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ほとけに後ろ姿が似ていた子は顔もほとけのまんまだった。
ほとけ…
突然いふくんの囁くような声がした。
僅かに呼ばれた僕の名を辿り、来てみると僕らの住んでいる地域と昼夜逆転している海だった。
上機嫌に声をかけられ、振り向いてみると初兎ちゃんが浮いていた。
満面の笑みを浮かべてとんでもない事を吐く初兎ちゃんに鳥肌が立つ。
初兎ちゃんの手元を見ると魔法陣が張られているのが分かる。
今はとにかくいふくんを返して欲しい。
その一心で初兎ちゃんにお願いしてみた。
初兎ちゃんは少し困ったような呆れたような顔をして手のひらを返す。
ザパッ
いふくんは目をつぶり、冷えきった体で上がってきた。
ほとけに似た男の子へ手を伸ばした瞬間 俺の目の前は真っ暗になった。
その時に冷たく暗い海に沈められたのを思い出した。
俺もう死んだんかな…
手足の感覚もまともに無い。
だがしかし違和感がある。
なんか温かい…?
深く海に到達しているはずなのに、 何故か温かい。
どういう事かほとけの部屋に居る。
そしてほとけは涙を流し、 強く抱き締めてくる。
俺を海に沈めた人がほとけの後ろに立っている。
それは俺もどうにも言えないところだとは思った。
俺が元の世界に帰る為にほとけが死ぬと、この国のほとんどの人が悲しむ事になるだろう。
それを考えると物凄く身が重い。
どういう事だろうか、俺が居なければほとけは自分の命を費やす必要は無いはず。
俺が目覚めた時から床に横たわっている 赤髪の青年に2人とも何も触れない。
俺を優しく包んでくれるほとけに 凄く安堵する。
ほとけは気まずそうに目を逸らす。