妖の世は今日も過ぎる2

_____チャイムが鳴り響き 皆がそれぞれ購買や食堂へと向かう

昼休み。

ぐ、と伸びをして居ると

前の席の夜月さんが

こちらをくるりと向いて微笑む。

ひょこり、と更に夜月さんの 前の席の響宮さんが顔をだし

なんだかその様子に 微笑ましくなってくる

るぅあさんは

何気に、どうして能力者として 戦っているのか

能力が発現したのか

…よく分からない

踏み込んだところは、線引きをしていて

見えない壁がある気がする。

豆知識

食堂の唐揚げ定食は 美味しいと生徒にも人気。

※立夏編 第8話

それぞれは

思い思いの

昼休みを過ごし_______

放課後______会議室。

妖、人間…全ての生き物の 体内を巡っている力で

人間≦能力者＝妖 …と、能力者や妖になるにつれ 妖力は強くなっていく。

だから、人間を操ることは 限りなく不可能に近い。

妖力が弱すぎるから。

ただ逆に、妖力を操るにも 上限というか…限度があって。

格上の相手は、操るにも大変だ

ただ、声に出した方が "イメージ"になりやすい

能力が効きやすい(気がする) ので、声に出している。

"その場にあれば"、どれ程の長さにも 花を咲かせることも 蕾にすることもできる

"円球"や、"物の形の再現"のように 立体的な形にも出来る

また、泥や水色のように、 滑らかに変形させることも可能