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ー日曜日ー

陽菜

涼真!おまたせ!

涼真

・・・!

声の主を見ると、白のオフショルにデニムパンツ姿の陽菜。少し化粧もしているようだ 涼真は段見なれない陽菜の姿に思わず見惚れてしまった

陽菜

え?やだ・・・私服変だったかな?

涼真

違うっす!制服姿の先輩しか見た事なかったからなんか新鮮で・・・

陽菜

そーいうことなら涼真も一緒でしょ

陽菜

こうやって待ち合わせすると「デート」って感じだね

涼真

そっすね・・・でもちょっと肩出しすぎかな

涼真

俺のこれ着といて

そう涼真は自分の着ていたカーディガンを脱ぎ陽菜に羽織らせた

陽菜

え?涼真、寒くない?

涼真

俺以外の男に先輩のこと見られたくないから

涼真

俺は全然問題ないっす

陽菜

誰も私なんか見てないって

少し呆れ気味の陽菜だったが涼真はいたって真剣だ

涼真

俺が嫌だからだめなの、ほら行きましょ

涼真は陽菜の手を引いて歩き出した

遊園地ーー

到着して15分ほど経っただろうか 陽菜たちは光と結衣を待っていた。

涼真

先輩達、遅いっすね

陽菜

結衣からもうちょっとで着くってLIME来たよ

陽菜

・・・ってほら、来たんじゃない?

光と結衣が手を振る姿が見えた

結衣

待たせたわね

うぃーっす

涼真

光先輩、迷子にでもなったんじゃって心配してたんすよ

ん訳ねーだろ!

結衣

遊園地なんて何年ぶりかしら

陽菜

なんか小さい時来たな~位しか覚えてない

そーいや、小学生の時陽菜と行ったよな

陽菜

あ!覚えてるー!その時光迷子になって・・・

・・・!いやいやそれお前の勘違いじゃね?

涼真

やっぱり光先輩方向音痴なんすね

呆れたような、はたまた馬鹿にしているかのような目で光を見る涼真

そんな目で俺を見るな!

結衣

まあまあ、ほら行きましょうよ

陽菜

わーい、楽しみ♪楽しみ♪

4人は入場ゲートまで向かった

涼真

ねえ光先輩、ちゃんと迷子センター確認しました?

涼真

入口の横の・・・

俺はガキか!

陽菜

ねえねえ、私ジェットコースター乗りたい!

涼真

陽菜先輩絶叫系いけるタイプなんすね

結衣

あら?その様子じゃ涼真くんは苦手なのかしら?

お前度胸ねえなあ

涼真

煩いなあ・・・誰にでも一つくらい苦手なもんあるでしょ

陽菜

そっかあ、皆で楽しめるものがいいよね

結衣

あ、お化け屋敷とかどう?今空いてるみたいだし

そう結衣がガラガラのお化け屋敷を指さした

涼真

いいっすね

あ、ああ・・・いいんじゃねえの?

陽菜

ちょっと怖そうだけど、皆一緒だから大丈夫だよね!

こうして最初のアトラクションは、 「お化け屋敷」に決定

皆乗り気な手前、苦手だと言う事を言い出せなかった光は内心ビクビクでお化け屋敷へと向かうことになった

(地獄だ・・・!!!)

涼真

(・・・先輩分かりやす)

そんな光を見て涼真が裏でほくそ笑んでいたのは言うまでもない。

ヤンデレ男子VSツンデレ男子

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コメント

3

ユーザー

ひかるーーー

ユーザー

コンテストの作品、削除した? あれも、満足いかなかったってことかな?

ユーザー
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