TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

kr

ご飯できたぞ〜!

kn

あ、もう夜なのか…

br

10時28分…!?

br

お風呂とか何もやってなぁぁい!

sm

じゃ、俺風呂沸かすから誰かnakamu呼んできて。

shk

じゃあ、俺とぶるーくときりやんでご飯の準備するか。

shk

きんとき、行ってこい。

kn

shk

お前が1番気になってるんだろ?

kn

ありがとう!行ってくる!

ダッダッダッダッ……

kn

うおっ!

kn

あっ、ぶねぇ…

急ぎすぎて転ぶところだった…

てか、なんか鉄臭い…?

kn

鉄…

kn

て、つ?

kn

血だ!nakamu…!

ガチャッ!!

kn

!?

床や壁は血だらけ。

真っ白だったはずのベッドも、真っ赤に染まっていた。

kn

な、かむ…?

nk

……

真っ赤なベッドの上には、ぐったりと倒れているnakamuが。

kn

カッ…、ター?

nakamuの手には、カッターが握られていた。

そして何より、首の部分は深く切られていた。

kn

あ…、皆、呼ばなきゃ…っ

皆を呼び、再び部屋へ。

kr

っ!

br

nakamu…?

sm

嘘、だろ?

shk

救急車…っ!

病院待合室

kn

っ…

俺ら5人の目の前には、「手術中」という赤いランプが光っていた。

お医者さんや、看護師さんが頑張っているなか、俺たちは祈る事しかできなかった。

kn

っ…、nakamu……。

br

大丈夫、だよね……

まさか…、自,殺行為するなんて…

俺らにとってみれば、「気にしなくていいよ。」で済むと思うけど、nakamuからしたら、ちっぽけな事じゃなかった。

沢山気にするような事だった。

なのに俺らは、まるで他人事のように接して…、解決してるようで解決してなかったんだな……

だから、nakamuには沢山謝りたいし、アンチとも話をしたい。

…(まぁ…、紅華が大半は始末してくれたんだけど……)

今、潜んでいるだけかもしれないし。

それに、Twitterで報告した時、「ごめんなさい。」 と謝る人も居たけど、その「ごめんなさい」は

本当なのか。

そして、nakamuは

どれほど苦しんでいるのか。

アンチは2対1で話したいし、nakamuとも、個人で話したい。

その方が、言いやすい事もあるだろうし。

それより、nakamuの安否が大切だ。

kn

……

kr

あ、ランプが…!

sm

消え、た……。

shk

後は…、成功か、失敗か…。

成功してますように…

看護師

nakamuのお連れの方、ですね?

kn

はい…!

看護師

どうぞ。お入りください。

看護師さんに案内され、俺らは病室へと入っていった。

中へ入ると、nakamuを担当してくれたお医者さんが居た。

医者

どうぞ、椅子に腰をお掛けください。

sm

どうも。

kr

それで…、結果って……?

医者

はい。

医者

無事、

成功しましたよ。

kn

医者

良ければ明後日くらいに起きるかと。

br

ありがとう、ございます…っポロポロ

kn

nakamuを救ってくれて…ありがとうございます…!!ポロポロ

sm

っ……ポロポロ

shk

良かっ、た…ポロポロ

kr

あぁ…生きてた…っ!ポロポロ

kn

よかっだぁぁあ゛…!!ポロポロ

本当に良かった。

nakamuは生きている。そして、首を切ってからあまり時間が経っていなかったらしく、状態は良かったらしい。

2日後

nk

……パチッ

目が覚めると、見慣れない白い天井。

ここは…、病院?

医者

あ、良かった。起きましたか?

nk

は、い。

医者

nakamuさん、いいお仲間を持ちましたね。ニコッ

nk

え…?

医者

多分、今日も来られると思いますよ。

nk

はい…?

医者

では、ゆっくりしていてください。

ガラガラ…

今の人、お医者さん…、だったよな…?

nk

ん〜…

nk

ま、いいか。

数時間後…

ガラガラ…

br

nakamu〜?起きたって本当〜?

shk

やめろって…

nk

すぅ…すぅ…

sm

あれ、寝てる?

kr

起きろ。

kn

起きて〜…

br

僕達5人の登場だよ〜?

nk

ん、ぅ

目を開けると、今度は大好きな5人の姿が。

nk

みん、な…?

kn

本当…、心配した…

nk

…??

shk

お前、覚えてないのかよ…?

nk

うん…

sm

自分でカッターを使って首を深く切ったろ?

nk

あ…。おれ、たすかったの?

br

そうだよ〜

nk

そう…

俺、助かっちゃったんだ… 皆に…、迷惑かけるだけなのに…。

kn

……

お医者さんや看護師さんはとっくに病室を出ているから、この場には6人。

誰も喋らない。

……どうせ、「なんでそんな事したの?」って言ってくるんだよ。

kn

nakamu。

nk

……

kn

ニコッ

nk

え…?

kn

頑張ったね…ポロポロ

とても優しい笑顔で、涙を零す青色。

そして、俺が1番欲しかった…、 「頑張ったね」 という言葉をかけてくれた。

nk

ぁ…ポロポロ

kr

nakamu…、辛かったんだもんな。

br

また、皆に迷惑かけるかもって思っちゃったんでしょ?

nk

っ…!ポロポロ

皆、俺の事を分かってくれてるの…?

俺だけが…、皆を分かってあげれなかった。

shk

nakamuは、俺らが認めたリーダーなんだから。しっかりしろ。

shk

……でも、リーダーだからと言って、無理しろと言ってる訳では無いからな。

sm

俺らはnakamuに頼ってる。だからこそ、俺らにも頼れ。

nk

…ポロポロ

みんなが…優しく、欲しい言葉ばかりをかけてくれて、涙が止まらなかった。

nk

皆…、ありがとう…ポロポロ

俺らは家に帰ってきた。

けれど、悲しい事にnakamuは入院だ

そして、俺らはやることがある

kn

さてと…

br

よぉーし!今回はちゃんと許可とったし!報告だぁぁ!

そう、Twitterで報告しなければいけない。

そして、前あんな事があったから、ちゃんと許可は取っている。

shk

じゃあ…、やるか。

数分後

「nakamuさん、入院!? 健康に気をつけてください!」

「俺が…、アンチしたからですよね…!?本当にごめんなさい……!!」

sm

あ…

なぜnakamuを集中的にアンチしたのか。それを聞きたい

「貴方は、なぜnakamuだけを集中的にアンチしたのですか?」

「俺…、nakamuの友人、なんです。」

「中学生の時の。それで…なんで俺も仲良かったのにYouTubeに誘ってくれなかったんだろ」

「って…苛立ってしまって…」

shk

意味が分からない……

br

そんな事で…?

「でも!今となればちゃんと反省してます…!」

「一応仲良かった友人ですし……本当にごめんなさい。」

「もう、関わりません。」

kn

kr

関わらないなら…、いいか?

br

これで関わってきて、またアンチとかするようだったら?

sm

出禁だ。

kn

コメントできないようにすればいい。

br

だね。

そうして、nakamuにもこの事を言い、きちんと解決した。

おまけ…

数日後

kn

nakamu!

退院おめでとう!!

nk

ありがとう!

sm

ほら、甘い物沢山準備したぞ。

br

nakamu、幸せいっぱいになってね!

nk

やった…!

kn

ふふ、目がキラキラしてますよw

nk

ん?モグモグ

shk

全然聞いてねぇな…w。

nk

ゴクンッ!

nk

なぁに!

sm

本当に入院してたのか……?

br

ね〜w

nk

してたよ!

nk

味付けは好きだけどうっすいご飯食べたし!

nk

ずっと腕に意味わからないのつけられてたし!

nk

手にも何か、付けられてて!
外れたらピーピー言うし!

nk

夜になると皆外れてピーピーうるさいんだよ!?

kr

はいはい…w

kn

まぁ、幸せそうで何よりですw

nakamuのちゃんとした笑顔も久しぶりに見れたし、幸せ溢れる部屋になりました。

もう、悩んじゃダメだよ。ちゃんと頼ってね。

みんなから信頼されてる nakamu。

6人の中心にはなれない。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

106

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚