テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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異世界から異世界へ？！

第13話 - 異世界から異世界へ？！12話

126

2022年10月23日

#転生したらスライムだった件

#鬼滅の刃

#クロスオーバー

ほのっぴ

ほのっぴ（主）

皆様こんちゃ！ほのっぴでございます！
前回はね…ちょっとあとがきやめました。

リムル=テンペスト

ん…ありがとな。

ほのっぴ（主）

まぁね…結末知ってるから、しゃあないね。

ほのっぴ（主）

個人的には鬼滅も転スラも原作改変はしないし、しょうがないと思って頂いて…

ほのっぴ（主）

そいでは第12話。『黎明に散りゆく者・散る事なき後悔』どうぞ！

リムル=テンペスト

前回のあらすじ
一件落着したかと思いきや、上弦の参が乱入。煉獄さんとバトルになったが煉獄さんは死の境にいたのだった。

竈門炭治郎

（斬らなければ！！鬼の頸を…早く！！）

猗窩座

（夜が明ける！！）

猗窩座

（ここには陽光が差す…！！逃げなければ逃げなければ！！）

猗窩座

オォォオオオオ！！

竈門炭治郎

！！

ベニマル

（すっげぇ断末魔だな…）

猗窩座

オオオオオアアアアア！！

煉獄杏寿郎

（絶対に放さん）

お前の頸を斬り落とすまでは！！！

猗窩座

オオオオオオオ

煉獄杏寿郎

ああああああああ！！！

猗窩座

退けえええ！

煉獄杏寿郎

あああああ！！！

ｷﾞｼ

リムル=テンペスト

（鬼の頸に刃が入った！）

竈門炭治郎

伊之助動けーーーっ！！！
煉獄さんのために動けーーーっ！！！

リムル=テンペスト

（クソっアイツら……！手出し厳禁っつったのに！）

リムル=テンペスト

（しょうがない…！ベニマル！サポートは最小限にしろ！）

リムル=テンペスト

（最小限にサポートしろ！）

ベニマル

（え！良いのですか？）

リムル=テンペスト

（俺だって動きたくねぇよ…でもアイツらが動いちまった以上俺たちも動かないとな）

ベニマル

（……承知しました。）

リムル=テンペスト

（最悪俺が粘鋼糸張る！）

ﾄﾞｳﾝ

リムル=テンペスト

（？！腕引きちぎりやがった！）

猗窩座

（早く陽光の陰になる所へ…！！）

ﾎﾞｯ

猗窩座

（手古摺った早く太陽から距離を…）

ﾄﾞｷﾞｭ

猗窩座

…っ

竈門炭治郎

逃げるな卑怯者！！

竈門炭治郎

逃げるなァ！！

猗窩座

ﾋﾞｷ

猗窩座

（何を言ってるんだあのガキは脳味噌が頭に詰まってないのか？）

猗窩座

（俺は鬼殺隊から逃げてるんじゃない太陽から逃げてるんだ）

猗窩座

（それに勝負はついてるだろうがアイツは間もなく力尽きて死ぬ！！）

竈門炭治郎

いつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇の中で戦ってるんだ！！生身の人間がだ！！傷だって簡単には塞がらない！！失った手足が戻ることもない！！

竈門炭治郎

逃げるな馬鹿野郎！！馬鹿野郎！！卑怯者！！

竈門炭治郎

お前なんかより煉獄さんの方がずっと凄いんだ！！強いんだ！！煉獄さんは負けてない！！誰も死なせなかった！！

リムル=テンペスト

炭治郎……

竈門炭治郎

戦い抜いた！！守り抜いた！！お前の負けだ！！煉獄さんの……勝ちだ！！

竈門炭治郎

うあああああああああ！！！あああああ！！
あああわあああ

竈門炭治郎

ああああ……

竈門炭治郎

うっううっ

煉獄杏寿郎

……

煉獄杏寿郎

もうそんなに叫ぶんじゃない

煉獄杏寿郎

腹の傷が開く
君も軽傷じゃないんだ

煉獄杏寿郎

竈門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ

煉獄杏寿郎

こっちにおいで。最後に少し話をしよう。

リムル=テンペスト

……煉獄さん。今ならその傷回復させる事が出来るが……

煉獄杏寿郎

いや、いい。

リムル=テンペスト

……そうか。

煉獄杏寿郎

思い出したことがあるんだ
昔の夢を見た時に

煉獄杏寿郎

俺の生家煉獄家に行ってみるといい
歴代の“炎柱”が残した手記があるはずだ。
父はよくそれを読んでいたが……俺は読まなかったから内容が分からない

煉獄杏寿郎

君が言っていた“ヒノカミ神楽”について何か……記されているかもしれない。

竈門炭治郎

煉、煉獄さん、もういいですから、呼吸で止血してください……傷を塞ぐ方法はないですか？

煉獄杏寿郎

無い。俺はもうすぐに死ぬ
喋れるうちに喋ってしまうから聞いてくれ。

煉獄杏寿郎

弟の千寿郎には自分の心のまま、正しいと思う道を進むよう伝えてほしい

煉獄杏寿郎

父には体を大切にしてほしいと……それから

煉獄杏寿郎

竈門少年。俺は君の妹を信じる。鬼殺隊の一員として認める

煉獄杏寿郎

汽車の中であの少女が血を流しながら人間を守るのを見た。命をかけて鬼と戦い人を守る者は誰が何と言おうと鬼殺隊の一員だ。

煉獄杏寿郎

胸を張って生きろ

煉獄杏寿郎

己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ。歯を喰いしばって前を向け。君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない。

煉獄杏寿郎

俺がここで死ぬことは気にするな。柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。柱ならば誰であっても同じ事をする。若い芽は摘ませない。

煉獄杏寿郎

竈門少年、猪頭少年、黄色い少年もっともっと成長しろ。

煉獄杏寿郎

そして今度は君達が鬼殺隊を支える柱となるのだ。俺は信じる

煉獄杏寿郎

君達を信じる

煉獄杏寿郎

（……母上俺はちゃんとやれただろうかやるべき事果たすことを全う出来ましたか？）

煉獄瑠火

（……立派に……できましたよ。）

煉獄杏寿郎

……

リムル=テンペスト

……（クソっまた、また……守れなかった……！）

ベニマル

（もっと……俺が強ければ……！死なせなかったのか？）

ソウエイ

（…………ファルムス王国からの侵略の時にもう二度とあんな無念は味わわないと誓ったはずなのに……）

あの後伊之助による鼓舞（？）で炭治郎達のモチベーションは復活。そして隠という者達のおかげで事態は終息を得た。だが……

俺達3人は力ある者としての使命を果たす事が出来なかったという後悔に溺れつつあった。

胡蝶しのぶ

リムルさん。炭治郎君達は重症ですが、命に別状はありませんよ

リムル=テンペスト

……あぁありがとうございます。

ベニマル

……

ソウエイ

……

胡蝶しのぶ

あの……すみません、皆様には負担が強すぎた任務だったかもしれませんね。

リムル=テンペスト

いいや、しのぶさんのせいじゃないよ。
これは守りきれなかった俺達の責任だ。

胡蝶しのぶ

……

リムル=テンペスト

（この後悔は元の世界に戻ってもきっと……きっと消えることは無いだろうな……俺も、あの2人も、アイツらも……）

ほのっぴ（主）

後書きです。

ほのっぴ（主）

皆様かなり時間空いてごめんなさい！

ほのっぴ（主）

今回も皆辛そうなんで、これくらいにしときます。次回はもっと長くします。
それでは次回13話『再始動』お楽しみに！

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