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森
喜久山くん…!
信じてるよ君なら…出来ると!
森
森
相馬
森
相馬さんに意識が戻りつつある?
いいや戻りつつあるじゃない
僕が戻すんだ!!
森
相馬
森
相馬
僕は相馬さんの拳を持って絆創膏を貼った
相馬
森
拳の皮があちこち剥げている
この人がどれだけ頑張ったか…!
今は僕が頑張る番だ!
森
森
相馬
相馬
相馬
森
森
相馬
この人は知らないのか
現実を受け入れるのはそう容易いことでは無い
だがいつかは知ることになるんだ…
森
相馬
相馬
森
手当てを続けよう
喜久山くんの為に
信じてる相馬さんのために
喜久山
鬼
喜久山
鬼
喜久山
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼が一歩踏み出す
動いた!!
鬼
喜久山
ナイフ…!
だがそんな疲れた体では流石に…
喜久山
鬼
ふぅ……こえー…
実際にナイフ向けられると怖いな
だけど!
喜久山
俺は腹の横に蹴りを入れた
鬼
鬼
!?
鬼が痰を吐いた…?
喜久山
鬼
鬼は吐き捨てるように言う
コイツはもう…働きすぎてるのでは無いか
喜久山
喜久山
喜久山
鬼
鬼
鬼は下から睨みつけてきた
喜久山
何を言っているのか
相馬さんに敵う奴なんていないのに
喜久山
喜久山
鬼
喜久山
喜久山
鬼は黙り込んだ
俺は距離を取ったまま腹を抑えている鬼を見ていた
鬼
喜久山
鬼
鬼
鬼
喜久山
喜久山
鬼がプログラムなら良かったのに
タチの悪いゲームだ
お互い守りたいもの、無くしたくないものがある中
争うのだから
鬼
鬼は立ち上がった
喜久山
動く……構えろ!俺!
喜久山
喜久山
鬼
喜久山
俺は眼鏡を取り出す
深呼吸して…
眼鏡を付けた
鬼
喜久山
相手の動きを見ろ!
柔道で習ったろ!!
喜久山
喜久山
鬼
ナイフを持っている右手
関節の動く瞬間
…今っ!!!
喜久山
鬼
俺は縦ぶりを予測して避ける
そして自分の間合いへ詰める!
まずはナイフを
喜久山
関節技や!!
鬼
鬼
鬼はナイフを落とした
鬼
喜久山
このまま気絶まで持っていく!
喜久山
俺は更に相手をつかんだ
この体制なら…!!
鬼
喜久山
鬼は暴れた
こいつ……ナイフが無くても…!
鬼
身を捩らせながら振りほどく!?
喜久山
俺は弾かれた
喜久山
鬼
走って!!!ここでジャンプ!
鬼
喜久山
さぁどうでる!?
防ぐか?避けるか?
動きをよく見ろ…
鬼
動いた!ガードか!!
喜久山
鬼
喜久山
いっ……て…
喜久山
喜久山
鬼
まさかカウンターだったとは…
だがまだ殴られただけ…
喜久山
喜久山
鬼
喜久山
くっそ!!くそ!!くそ!!
俺は……目が悪いんだ…!!
それに……俺は……
喜久山
鬼
俺は目がおかしいらしい
生まれつき視力が悪く眼鏡をつけていた
だが眼鏡を外すと
目に十字の印が浮かんでいた
これは普通に考えれない出来事だった
通常人間の目は瞳孔は丸みを帯びている
だが俺は眼鏡をつけると十字になっていたのだ
鬼
鬼
鬼
喜久山
眼鏡をつけなきゃ眼鏡を…!!
また罵倒されるぞ!!!
また虐められるぞ!!
また……捨てられる
この目のせいで!!!
喜久山
喜久山
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
嫌だ嫌だ
俺を否定するなダメだ
ああああああああぁぁぁ
『お前はお前だろ』
喜久山
相馬……さん……
そうだ相馬さん
あなたが俺を
救ってくれたんだ
喜久山
喜久山
俺は手を突き出す
鬼
鬼
喜久山
痛い
どうやら拳とナイフがぶつかったようだ
自分の血が外に流れてくるのを感じる
だが俺はそんなの見えなかった
喜久山
鬼
鬼
知ったことか
俺は今何も見えてないぞ!!
喜久山
鬼
鬼
鬼は蹴って俺を遠のける
喜久山
まだ……まだだ…!!
喜久山
喜久山
ぼやけてあまり見えないが
鬼がナイフを向けているのは分かった
鬼
俺、死ぬのか?
森
突然の事だった
森が暴力を…!?
喜久山
森
森
喜久山
森
森
喜久山
森
喜久山