コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ななもり。
5月6日火曜日。
スマホを起動し、俺の相方であるジェル君のTwitterを開く。
同じくYouTubeやインスタを開いてみるも
何も発信していない。
ここ一週間ほど、この調子だ。
俺は心配でたまらなかった。
けど俺自身の仕事が多いため、ジェル君家に訪れようにもできずにいた。
一昨日ぐらいに、メンバーみんなにジェル君について聞いてみたら
誰一人とLINEの既読がつかないらしい。
ななもり。
そう思い彼とのLINEにメッセージを打とうとしたとき
ジェル君から、電話が来た。
ななもり。
ななもり。
ななもり。
救急隊
ななもり。
いきなり知らない人が出た。
ななもり。
救急隊
救急隊
ななもり。
…今、なんて…
救急隊
ななもり。
救急隊
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/end-call/assets/call-end.7ffbe621715a9ef9.png)
通話
03:18
頭が、動かなかった。
数日後、お葬式が行われた。
あの日は、すぐにメンバーのみんなを病院へよび、
ただみんなで泣くことしかできなかった。
ここ数日、まったく寝れてすらない
莉犬
さとみ
ずっと涙を流している莉犬君を目を赤くして下を向いているさとみくんが優しく抱きしめた。
るぅと
ころん
ころん
ころちゃんが問いかけるその質問に、俺は答えることができなかった。
ななもり。
ななもり。
ななもり。
その瞬間、俺の意識は途切れた。
ころん
るぅと
莉犬
さとみ
目覚めると、自分の部屋にいた。
ななもり。
ななもり。
そんなことを考えながらふとスマホを開く。
ななもり。
日付は、5月6日火曜日だった。
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん