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〇〇
沈むように溶けていくように
〇〇
二人だけの空が広がる夜に
夜に駆ける
〇〇
「さよなら」だけだった
〇〇
その一言で全てがわかった
〇〇
日が沈みだした空と君の姿
〇〇
フェンス越しに重なってた
〇〇
初めて会った日から
〇〇
僕の心の全てを奪った
〇〇
どこか儚い空気を纏う君は
〇〇
寂しい目をしてたんだ
〇〇
いつだってチックタックと
〇〇
鳴る世界で
〇〇
何度だってさ
〇〇
触れる心無い言葉うるさい声に涙が零れそうでも
〇〇
ありきたりな喜びきっと二人なら見つけられる
〇〇
騒がしい日々に笑えない君に
〇〇
思いつく限り眩しい明日を
〇〇
明けない夜に落ちていく前に
〇〇
僕の手を掴んでほら
〇〇
忘れてしまいたくて閉じ込めた日々も
〇〇
抱きしめた温もりで溶かすから
〇〇
怖くないよ いつか日が昇るまで
二人でいよう
〇〇
君にしか見えない
〇〇
何かを見つめる君が嫌いだ
〇〇
見惚れているような
恋するような
恋するような
〇〇
そんな顔が嫌いだ
〇〇
信じていたいけど信じれないことどうしたってきっと
〇〇
これからだっていくつもあってそのたんび怒って泣いていくの
〇〇
それでもきっといつかはきっと僕らはきっと分かり合えるさ
〇〇
信じてるよ
〇〇
もう嫌だって疲れたんだって
〇〇
がむしゃらに差し伸べた僕の手を振り払う君
〇〇
もう嫌だって疲れたよなんて
〇〇
本当は僕も言いたいんだ
〇〇
あぁほらまたチックタックと鳴る世界で何度だってさ
〇〇
君のために用意した言葉 どれも届かない
〇〇
「終わりにしたい」だなんてさ
〇〇
釣られて言葉にしたとき
〇〇
君は初めて笑った
〇〇
騒がしい日々に笑えなくなっていた
〇〇
僕の目に映る君は綺麗だ
〇〇
明けない夜に溢れた涙も
〇〇
君の笑顔に溶けていく
〇〇
変わらない日々に
泣いていた僕を
泣いていた僕を
〇〇
君は優しく終わりへと誘う
〇〇
沈むように溶けていくように
〇〇
染みついた霧が晴れる
〇〇
忘れてしまいたくて閉じ込めた日々に
〇〇
差し伸べてくれた君の手を取る
〇〇
涼しい風が空を泳ぐように今吹き抜けていく
〇〇
繋いだ手を離さないでよ
〇〇
二人今夜に駆け出してく
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作品ページ
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