俺らが出会ったのは3年前
あのときはまだきっと 彼とは純愛で愛し合っていたと 思う 。
今は変わってしまったけれど
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この時お腹には いむ が いるときだった 。
きっとこのときからだろう
ないこ が変貌してしまったのは
できちゃったのかな ... ~
ないのに ... ( 微笑
でもそれはただの始まりで しかなくて
いむ が産まれてからはもう 散々だった 。
ないこ は多少俺には甘くて 俺がなんとか言えばないこの 怒りは爆発しない 。
いいのに
夫なのに
そう言いながらも頬をふくらませる ないこ が少し可愛く見えるのは きっと気の所為だと思う 。
ただ痛い程にわかるのは ないこ は俺のことを
支配したいのだ
自分の檻の中に閉じ込めて 一生出させない気だ 。
それなら最初から出ることは 諦めたほうがいい 。
いむ を守るためにもきっと これが最善の方法だと思ったから 。
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それからいむも大きくなって
4歳になった頃
とうとう ないこ が いむ に 手を出してしまった 。
( ぱん っ
なんだよ ... ッ
消えろよ ... っ
そう泣きそうに言う ないこ と 叩かれたことをまだ理解できて いない いむ 。
されたくなんかない ッ !
なくて ... 、 ッッ
そう軽く手を広げるだけでも 走ってくる いむ
余程怖かったのだろう 。
きっと いむ にはまだ 自分の家族がこんなにも歪んだ 思考の持ち主だとは 思わないだろう 。
でも凸凹な家族の俺たち 。
俺達には 、 俺の息子 いむ には
本当の愛が分かるときが くるのでしょうか 。
誰でもいいので いむ に 本当の幸せを教えてあげて ください 。
いむ にだけは幸せに 生きてほしいです 。
それが囚われ身の俺が唯一 出来るたったひとつの願い事 だから 。
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