ココロコウセイ学園

教室

チャアリー先生は俺の言葉を無視して、黒板に「いじめ」と書いて黒板の横にあるテレビをつけた。

そしてテレビには、小学生の頃の俺が映る。

教室

小学生の頃は、西本翔吾という酷いいじめっ子が居た。その子は、力が強く口も悪いのでみんなからは恐れられていた。俺も当時は怖かった。一部の先生は、注意しても本人は直らないと知ったのか注意をしなくなった。

翔吾はいじめられっ子に、ハサミや鉛筆などを投げつけその子の机を蹴った。

その子は勇気がなく「やめて」とは言えなかった。言ったら更に酷い事になるからと思ったのだろう。

小さな箱にはチョークの粉が満タンにあった。俺は翔吾が怖く、言われた通りいじめられっ子にチョークの粉をかけた。

いじめられっ子は、全身真っ白になり涙目になっていた。周りも見ているだけだった。

いじめられっ子は、泣きながら1人で掃除をしていた。

休み時間

廊下

将吾は急いで教室に入って行きバットを持って来た。

そのバットは汚れていなく、色は黒だった。翔吾はそのバットで窓ガラスを何枚も割る。

パリンッ！

僕達は急いでその場を去る。そして先生が続々と集まって来ている。

タタタッ

その子は服に少しチョークの粉がついていた。

僕はガラスの破片を3枚投げて、3枚中2枚のガラスの破片がその子の右目に当たった。

僕達は蹲るその子の口に入れたり、体中を傷つけた。

2日後　教室　朝

小学1年生の頃から仲良しだったあいつに最悪の言葉を言い、俺は翔吾の所へ行く。

土曜日　公園

翔吾は暗い顔をして何か言いたそうにしている。

俺は、翔吾と仲良くなり人を虐めるのが楽しくなった。それが今の中学校でも同じだ。

コウセイ学園　教室

テレビに流れる映像は、終わってしまった。