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～休み時間～
休みに時間になると
毎回のように、ナヨンがこっちへ走ってくる
ナヨン
〇〇大丈夫?!
〇〇
ん？ん？ん？
〇〇
何が？
ナヨン
急に倒れて、あの、あの、あのジョングクくんに抱っこされてどっかにちゃうから
早口すぎて何も聞こえなかった、ってか聞き取れなかった
〇〇
私もよくわかんないよ~~
とか言っとけばどうにかなるはず…
ナヨン
分かんないよねっ
〇〇が一番わかんないよね
〇〇が一番わかんないよね
ナヨン
でも、とりあえず〇〇が元気なら私も元気だぁ
〇〇
あ、うん。それはよかった
やっぱり私の親友は変
～放課後～
そういえば…今日一緒に帰ろうって言われたんだよね
あの、校内1のヤンキーに
まあ、大丈夫…だよね？
ナヨン
〇〇帰ろ～
〇〇
帰ろ帰ろ～
〇〇
うわぁ!!
上着のフードを誰かに引っ張られて
前に進めない
何かのオーラを感じ取ったので、後を向いてみると
グク
何置いてってんの、
不機嫌そうなジョングクくんがいました
〇〇
あ、えっとね…
グク
そこのお友達…
ナヨン
あ、〇〇うち用事思い出した。
先帰るねｯ
先帰るねｯ
って私の親友は自分の命の危険を感じて
大事な大事な親友を置いていきました…
グク
やっと2人ですね
〇〇
そうですね
グク
あの、なんて呼んだらいいですか？
〇〇
〇〇でいいです。呼び捨てで
グク
じゃあ、俺も呼び捨てで呼んでください
〇〇
分かりました。
グク
あと、タメにしませんか
〇〇
わ、分かりました。
グク
これでやっと気楽～
って伸びてる彼氏すらも可愛く思えて
また口元が緩んだ
～帰り道～
グク
〇〇ってさ？
グク
好きな人とかいるの？
なんかジョングクくんってこういう質問ばっかり
〇〇
今のとこは居ないかな
グク
ふ～ん
とか興味なさそうな返事をしながら
嬉しそうな顔するのやめてほしい
〇〇
グクは？
グク
いるよ？
〇〇
え~!!!!
グク
鈍感で可愛くて、小さくて静かな子
〇〇
へぇ~!!
〇〇
何年？
グク
一年
〇〇
え、何組だろ～
グク
教えて欲しい？
〇〇
うん!!!!
グク
じゃあ、明日一緒に学校行こ？
〇〇
わかった、
グク
同じクラスだよ？
〇〇
そ、そうなんだｯ
グク
俺ここだから、
グク
じゃーねｯ
〇〇
あ、私隣の隣
グク
そうなんだｯ
〇〇
うん、
〇〇
バイバイ
ジョングクくん実はいい人？
ジョングクくんが好きな人って
どんな人なんだろ。
想像つかないや
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