瑞穂
桐馬
瑞穂
お兄ちゃんが話してくれた話はこうだ。
可愛い女の事務の先生に、イケメンパワーを働かせて貰った…という。
ホントすごいよな… イケメンってだけで世の中得することが多い気がする。
瑞穂
さも当たり前かのようにドアを開けて、鍵を閉める彼。
桐馬
瑞穂
桐馬
そう言って再び僕は咳き込んでしまった。 油断するとすぐに過呼吸になる。
教師
瑞穂
教師
瑞穂
桐馬
瑞穂
桐馬
瑞穂
桐馬
瑞穂
桐馬
瑞穂
桐馬
瑞穂
瑞穂
桐馬
瑞穂
桐馬
なんだか、彼のペースにすっかり乗せられている気がする。
ひとえにお漏らし、と言ったって色々ある。 先天的・後天的な何らかの原因でトイレに行けない人、 そういう趣味の人、 行けるときと行けないときがまばらな人。
しっかりと羞恥心は持ち合わせているし、本来しっかりトイレに行って用を足すべきということも理解している。
だからこそ、罪悪感が大きくなってくる…
瑞穂
「はいこれ」、と差し出されたのは… 紛れもないおむつである。
桐馬
瑞穂
高校ともなれば制服以外の貸出はない… 今後生きてる中で何回言うのかな、これ。
瑞穂
桐馬
瑞穂
… この年になっておむつを穿く事事態屈辱的だ。 今まで、いくら失敗しようとほんの僅かなプライドでパンツを履いていたのだが…
桐馬
でも、一人でも問題なく僕がおむつを穿けているということは… うん。つまりはそういうこと。
桐馬
おむつを穿いている…という保険からなのか、少し心が楽だ。
桐馬
桐馬
でも確実に、「出そう」という感覚は近づいていて。 次第にそれは、「出る」へと変わっていた。
桐馬
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