青桃

💙side

頭を打たれたような感覚

感覚の原因は僕の想い人のせいだ

素直に喜べなかった

早く別れろなんて思ってしまう

最低だな。僕。

💗side

ルンルン気分で帰ってきた俺

何故かって？大好きな彼が待ってるから。

こんな生活が毎日続けばいいのにな

2ヶ月ぐらい経った頃

俺に毎日しつこいほど言ってくれた可愛い、だいすき、愛してるは

徐々に消えていってしまった

ｼｰﾝ

掃除が終わった頃はもう昼だったから

簡単にはご飯を作り食べた

そう言って俺は街中へ出かけて行った

人混みの中

聞き覚えのある声の女の人の声

気のせいか……？

声のする方に目線を向けると

俺の大好きな彼の知らない女の人が一緒に歩いていた

まだ分からない。仕事かもしれないと思ったのも一瞬だけだった

彼と女はキスをした

俺は周りの目など気にせず涙を流した

それでも諦めないと、

俺は毎日お風呂を沸かして

夜ご飯を作り

部屋の掃除をした

💙side

最近💗くんがどんどんやせ細っていっている気がする

本人に聞いても何も話してくれないなら。

お酒を使ってやろう

(´-ι_-｀)ふっ

とりあえず今日の夜実行！！

💗side

俺は💙にお酒を飲みながらゲームしよっと誘われたから

彼も帰ってこないと思うし

💙の家に向かった

お酒も回ってきた頃

💙が1番聞いて欲しくないことを聞いてきた

想像してなかった言葉

ついまぬけな声を出してしまった

俺は全てを話した

好きも可愛いも言ってくれなかったこと

最近気づいたんだけど首にキスマが沢山着いていたこと

街中で女の人とキスしていたこと

行為中も自分の性欲処理みたいな雑に扱われていたこと

全てを話した俺は泣き崩れてしまった

そんな俺を💙は優しく抱きしめてくれた

💙side

僕最低だ。

もっといい案があるはずなのに

別れて欲しいから、

そういう理由で適当なことを言ってしまった

でもそれでよかったみたい。

ﾌﾟﾙﾙﾙｯ

💗君は顔を真っ青にしていた

💗side

僕が見た時の💗くんは目から涙がこぼれそうで

見ていて切なくなる表情をしていた

💗side

💙side

おれは全速力で走って

💗の家へ向かった

💗くんの家の前で聞こえたのは

吐き気がする

僕の想い人が犯されてる

それだけで耐えられない

喘ぎ声が聞こえなくなったら僕は家に入った

僕は睨みつけた

こんなやつより先に💗くんだ。

今までの中で一番最低な夜だった

暴力と混ざる性行為

あーあ

片付けもしないでどっか行っちゃった

俺。どうしたらいいのか分からなくなっちゃった……

ひどい姿だった

沢山泣いたのか涙の跡

暴力でも振られたのか。

沢山の痣

片付けられていない相手から出た物

💗が寝てる間に僕は色んなものを片付けた

30分後

目元が赤くなっている

お風呂で泣いたのか

だから僕はできることだけで支えていく

ハグの姿勢で待ってみる

30分後

勇気を出して言うんだ

💗くんが💙くんに犯されて次の日💗くんの腰が痛くなったのはまた別のお話