名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
名無しのAでありやんす
葛葉
聞こえるよー
ちょっと大きいね、
と、ぱらぱらとコメントが流れた。
リスナー
リスナー
リスナー
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
呼んでくるわ、
と葛葉に言われ、ちょっとだけ心臓がうるさくなる。
…話していい?
いいやつなの?
これ。
葛葉
叶
叶
リスナー
リスナー
リスナー
葛葉
葛葉
叶
叶
リスナー
リスナー
顔の見えない人が反応してくれるのがちょっと新鮮で、
___楽しい。
葛葉
叶
葛葉
リスナー
リスナー
パパパパパパパンッ
葛葉
叶
ドンッ
葛葉
リスナー
リスナー
叶
葛葉
リスナー
リスナー
叶
葛葉
葛葉
リスナー
リスナー
リスナー
リスナー
葛葉
叶
リスナー
リスナー
リスナー
リスナー
リスナー
後日、葛葉と一緒に配信に必要な機材などを一通り買ってしまって
防音室まで整えると、葛葉と似たような簡易的な作業スペースができた。
レッスンの後や、休日。
時間がある日は、とにかく配信を開く。
マネージャーに断り、アカウントを作成するのさえ嬉しかった。
大好きなゲームをしながら活動できる上、視聴者のとやり取りが楽しくて、
画面越しにファンの生活を感じるのが新鮮で。
気づけばアイドル活動と配信は、叶の日常に溶けていった。
先輩アイドルのイベントに呼ばれたり、YouTubeの活動に力を入れたりするうちに、
ChroNoiRは徐々に人気を伸ばしていった。
叶
叶
リスナー
リスナー
リスナー
最近、同接数が増えていくごとに、 棘を感じるコメントを見るようになった。
リスナー
リスナー
リスナー
チャット欄では飽き足りず、
エゴサをすればそんな言葉が目につく。
叶
おつのわーる!
リスナー
リスナー
葛葉は、
どうやって耐えてるんだろう。
元々叶はリスナーの好意や温かみを大切に思っている。
人の体裁や反応を人一倍気にかけてしまう性格だったから、
何よりも自分が小さく見えた。
毎日の何気ない配信の、大好きなコメントの中に、
暴言が混ざって、どんどん増えていく。
ある時、マネージャーから仕事の連絡があった。
叶
ただちに葛葉に連絡を入れた。
今まで、レッスンやバックダンサーばかりだったカレンダーに、
やっとアイドルらしい仕事が入る。
ここまで、ChroNoiRとして仕事をできるよう頑張ってきたのだ。
うれしかった。
わこのわーる!
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
葛葉
叶
葛葉
叶
葛葉
first ライブ
決定ー!!