大西side
一時間後に目が覚めた。
胸の痛みで
目が覚めた。
大西
ッッッ、イッタ、
そう思いスマホを持った
誰かに連絡しようと
開いてみたが
大西
そうや、俺、
嫌われてたんだ、笑
嫌われてたんだ、笑
大ちゃんに気付いて貰えたから
頼ってみても、いいのかな...?
📞...
出なかった。
まあ今深夜2時、
確か朝から仕事がある大ちゃんは寝てて当然だ。
そんなことを冷静に考えていたが
俺の体は正直で
胸の痛みは増すばかりだった。
大西
ッッッ、バタッ
そんな音とともに床に吸い込まれた。
床の冷たさが
今のメンバーの冷たさが
表しているようだった。
4時間後____
西畑side
おはようございます。
仕事向かうけど、
流星のことが心配だった。
スマホを見てみると
夜中一通電話が来ていた
“流星からだった”
慌てて俺は電話をかけ直した。
だって夜中にかけてくるとか心配やん?
📞...
でも出なかった。
もしかしたら
倒れてる...?
そんな考えが横切った時
俺は冷静に居られず
流星の家へと向かった。
西畑
ピンポーン
出ない
3回ほど押しても出なくて
心配になった俺は
3年前、半強制的に貰った合鍵で
部屋に上がった。
俺はそこで見てしまった。
最悪な顔色をして
床に倒れ込む
流星を____