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リド監 『砂糖菓子みたいな恋をした』
最初は全然気にする存在では無かった
ただ、異世界から来た女の子という 認識だけで
エーデュースが問題を起こし、彼女巻き込んだとのことで詫びようと、図書室で君のことを探していた
リドル
瑠奈
振り向いたキミは凄く可愛らしくて 衝撃を受けたのを覚えている
噂の監督生は、ふわりと揺れる髪に僕よりも少しだけ背が低く、可愛らしい顔立ちをしていた
その日をきっかけに彼女とお茶会を頻繁に行うようになった
瑠奈
瑠奈
瑠奈
日頃僕を見掛けては必ず 声を掛けてくる彼女
最初は可愛い妹みたいなものだと 思っていた。
彼女の勉強だって見てあげたし、 礼儀作法だって教えた
あの子はいつも僕のことを凄い!!言っててちてちと後を着いてくる
子犬みたいだね、と笑ってしまって彼女に怒られたのを覚えている
その感情が日に日に変化していくのを心の中で感じ取っていた
エース
瑠奈
エース
デュース
瑠奈
エース
瑠奈
エースとデュースが彼女の仲の良い 友達な事は知っている
交互の部屋に泊まりに行っている事も知っている
なのに…
その度に心がモヤモヤするのは 何故だろう
フロイド
瑠奈
フロイド
瑠奈
そんなことができるフロイドをたまに羨ましく思ったり。
ヴィル
瑠奈
ヴィル
瑠奈
ヴィル
瑠奈
面倒見がいいヴィル先輩を 羨ましく思ったり
イデア
瑠奈
イデア
イデア
イデア
瑠奈
趣味が合うイデア先輩のことを 羨ましく思ったり
リドル
トレイ
リドル
トレイ
リドル
自分の感情を話すとトレイは神妙な顔で頷いた
リドル
『恋?』
リドル
トレイ
トレイは面白そうな表情で笑った
瑠奈
リドル
瑠奈
リドル
瑠奈
すると誤魔化すように言葉を濁すと 瑠奈は拗ねたような顔をした
リドル
リドル
とっさにさっき抱いた感情を払う様に、首を横に振る
瑠奈
瑠奈
リドル
見とれてしまうほどの笑みを浮かべた瑠奈は穏やかに喋りかける
その瞬間
『好きだ』
そんな気持ちが溢れ出てきた
昨日トレイに指摘された事もあって、余計に
こんなの、どうやって制御すれば 良いのだろうか
言葉にできたら、 どれほど良いだろうか
全て自分だけのものにしたい
リドル
なんせ、キミとボクは住むところが 違うのだから
いずれは帰ってしまうのだから
今更気持ちを伝えたところで、 後につらい思いをするのではないか
そんな気持ちばかりで
瑠奈
リドル
そんな僕の気持ちにも気付かない キミは今日もボクの名前を呼ぶ
多分この感情は例え彼女が帰ることなってもずっと心にしまって置くのだろう
この先も、ずっと-----
リド監 『砂糖菓子みたいな恋をした』 おわり
作者
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