コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
注意 ※VVT様のnmmn二次創作です ※ご本人様方とは一切関係ございません ※公の場での公開、共有等はおやめください
kr×shk 間違えた
星野
kr
shk
どちらも暇だったので、珍しく今日はショッピングモールに来てみた。
いつもなら部屋でダラダラするだけなのだが、たまにはということで外に出て来た。
夏休みということもあり人が多く、早めに昼食は取っておきたかった。
…勿論、自分自身腹が減っている、というのもあるのだが。
shk
kr
shk
彼がこの時間帯にちゃんと腹が減るのは珍しいと感じた。
kr
kr
shk
少し早めにフードコートに向かうことにした。
shk
kr
結局、自分の食の気分と提供の早さをこじつけてどちらもファストフードを頼んできてしまった。
トレーがテーブルに2つ並び、そこからは食欲が増す匂いがする。
kr
shk
kr
shk
kr
kr
shk
shk
自分の分のパッケージをなんとなく覚え、なるべく自分の方に寄せておいた。
kr
shk
いただきますをして、2人して食べ始めた。
この時はまだ、本当に大変なことになるとは思ってもいなかった。
ハンバーガー自体はお互いすぐに食べ終わり、雑談しながらポテトをつまむ時間になってしまった。
真ん中にポテトの山を作りそれを互いに食べる、という形だ。
kr
shk
メンバー間であった面白いこと、最近のことやゲームのことを適当に話していた。
話に熱中しすぎて喉が渇き、左手を前に伸ばしたがあるはずのドリンクがなかった。
shk
shk
彼はドリンクを手にしていた。
kr
俺はそれを見てすぐに気がついた。
しかし少し遅かった。
shk
彼はなんとも無いかのように炭酸飲料を飲んでいた。
お互い、自分から見て左側にドリンクを置いていたはず。
しかし彼から見て左側にはドリンクが置いてある。
そして俺の左側にはドリンクがない。
…つまり、そういうことだ。
kr
咄嗟に出た声は驚くほど小さかった。
shk
shk
漫画のように少し時間が止まった後、彼は勢いよく吹き出してしまった。
kr
店から数枚貰っていたペーパーを全て動員して、彼の吹き出したドリンクを拭く。
その間、彼はごほごほと咳き込んでいた。
kr
shk
ようやく机の上が拭けて、彼の方に目をやる。
反対に彼は下を向いて、ずっと俺の方を見ない。
気管にでも入ったのかと少し心配になって背中を叩こうとも思ったが、少ししてからドリンクを持ってこちらを一瞬だけ見た。
shk
kr
いつもはヘッドホンで見えない耳が、赤く染まっていた。
shk
shk
やけに弱々しく謝ってくるものだからびっくりした。
何故だ、と思ったが少し考えてからようやく合点がいった。
俺は真正面から顔を近づけ、少し煽ってみた。
kr
kr
shk
図星です、とでも言うかのように体が大きく震えた。
わかりやすいなこいつ、と思いながら程々に遊んでやることにした。
kr
shk
彼にしか聞こえない声量で囁く。
側から見ればティッシュで口元を拭いているようにしか見えないだろう。
むしろ、そう見えるようにしている。
流石に大勢の人がいるところで堂々とイチャつく度胸は無い。
だからこうやって、小さな声で遊ぶことしかできない。
彼の黒髪の一つ一つが、俺の頬に触れた。
shk
kr
本当に火を吹きそうな顔色をしていたので、流石にやめておくことにした。
kr
shk
小さく俯いて、顔を背けてしまった。
黒髪の間から見える淡い赤色が、俺にはとても目立って見えた。
…なんとなく、金髪で良かったと思った。
kr
kr
shk
kr
shk
手の隙間から見えた彼の顔は、いつもよりも綺麗に見えた。
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野