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みなさん、どうも!

本当に遅くなってすみません

心から謝罪します…

今回も口調・キャラ崩壊です

何でもいいよって方だけ、お進み下さい

スタート

蜂楽 廻

潔との出会いはナイフ作りがきっかけだよね

蜂楽 廻

そこから一緒にミッションをこなして、相棒になったんだよね

こんなにきちんと、思いを伝えるのは初めて

俺は思わず俯きかけて、顔を上げた

言わなくちゃ

蜂楽 廻

これさ…

蜂楽 廻

言っていいのか分からないけど、俺が刺された時あったよね

蜂楽 廻

あの時はごめんね、悲しい思いさせちゃって

蜂楽 廻

だけどさ

蜂楽 廻

俺、嬉しかったよ

蜂楽 廻

気持ち悪いかもしれないけど、相棒になったばっかりなのに凄く嬉しかった

蜂楽 廻

その時、俺は潔のことが好きだって思ったんだよね

蜂楽 廻

…なんだか告白みたいだと思うけど、嘘じゃないから

蜂楽 廻

だからお願い

蜂楽 廻

俺と一緒にまた笑ってよ

俺はそういってドアを見つめる

……

だけど、いつまで経っても開けてくれる気配がしない

相棒なのに…俺じゃあダメなの…?

蜂楽 廻

…俺からは以上だよ

蜂楽 廻

千切、頼んだよ

千切 豹馬

…おう

潔 世一

………

潔 世一

俺はもうお前の相棒でいられない…

ごめんな、蜂楽

千切 豹馬

潔、聞こえるか?

千切 豹馬

俺さ、お前を一目見た時から気になってたんだ

千切 豹馬

だから無理矢理にでもお前の傍にいようと、裏の社会に飛び込んだ

千切 豹馬

ばかだよな

そういい、小さく笑う

千切 豹馬

でもな

千切 豹馬

情報収集をしたり、潔の仕事をこなしてる所を見てるとさ

千切 豹馬

いつの間にか、好きになってたんだ

千切 豹馬

出会いは唐突だったけど

千切 豹馬

俺は潔に会えて、心から感謝してる

千切 豹馬

だから

千切 豹馬

俺の告白の返事するために出てこいよ

千切 豹馬

俺はどんな返事でも受け止めるからさ…

俺は自分勝手だと分かっているけど、これしかなかった

潔に一言でもいいから話しかけて欲しかった

千切 豹馬

…俺からは以上だ

でも結局、潔は出てこない

悔しいが、仕方ない

千切 豹馬

凪、頼む

凪 誠士郎

うん

潔 世一

潔 世一

そんな理由で人生を大きく変えるかもしれない社会に飛び込んだのか…

潔 世一

ばかだなぁ…千切…

俺のためにお前の人生をかけるだなんて

凪 誠士郎

凪 誠士郎

俺、潔がいないと寂しいよ

凪 誠士郎

潔がいない生活なんて俺、生きている意味が無い

凪 誠士郎

嘘だと思うでしょ?

凪 誠士郎

でも、考えてみてよ

凪 誠士郎

俺、玲王が潔を殺そうとした時

凪 誠士郎

潔だけは守らなくちゃって思って自分の命捨ててまで潔の盾になった

凪 誠士郎

そのくらい

凪 誠士郎

俺の命と…いや、命よりも大切な存在なんだよ?

凪 誠士郎

凪 誠士郎

好きじゃ、足りないくらい大好き

凪 誠士郎

俺の言葉で出てこないのは悲しいけど、潔に俺の気持ちが伝わればいいな

凪 誠士郎

……

御影 玲王

凪 誠士郎

うん、じゃあ玲王

凪 誠士郎

…よろしくね

潔 世一

潔 世一

確かにあの時、ずっと一緒に戦ってきた玲王を裏切ってまで俺を守ってくれた

潔 世一

感謝してる…。

でもな、そんなお前を殴ったんだ

だから、お前の想いを受け取る権利は俺には無い

御影 玲王

御影 玲王

御影 玲王

潔…出てこいよ…

御影 玲王

俺はあの時のことなんて気にしてねぇ

御影 玲王

寧ろお前に銃を向けたからこれでおあいこだ

俺は自分でも分かるくらい顔を歪めた

御影 玲王

なぁ、俺はお前を憎んでいない

御影 玲王

お前が俺を憎むべきだ

御影 玲王

それなのにお前はこんな俺に優しくしてくれた

御影 玲王

俺は凪のことは宝物だと思ってる

御影 玲王

だけどお前はそれとはまた違う大切な人だ

御影 玲王

こんな気持ちになったのは初めてなんだ

御影 玲王

お前が俺にこんな思いをさせてんだ、責任取れよ…

頬に一筋の涙が伝う

御影 玲王

っ…

御影 玲王

お前を攫ったやつに殺気が湧いた

御影 玲王

自分が殺そうとした時は何も思わなかったのにな

御影 玲王

不思議で笑える。

御影 玲王

なぁ、出てこいよ

御影 玲王

好きで好きでたまらないんだ

御影 玲王

俺、お前がいない人生とか嫌だ

そういって、俺はドンと扉を1度殴った

そして聞こえるか聞こえないかくらい小さく、でもはっきりと言う

御影 玲王

お前を愛してるんだ。

すると、少し扉の向こうで気配が動いた気がした

御影 玲王

……潔

でも動いたのはそれっきりで扉が開く気配がしない

凪 誠士郎

玲王

御影 玲王

あぁ、凪

御影 玲王

わかってる

御影 玲王

糸師兄弟、任せた

糸師 凛

糸師 冴

…おう

俺は歯を食いしばった

潔 世一

凪だけじゃなくて俺のことも大切だっていってくれるんだな

潔 世一

玲王、そんな風に思ってくれて嬉しいよ

潔 世一

確かにお前は俺の事を殺そうとした

潔 世一

だけどまだその時は敵だったからだろ?

潔 世一

凪が取られたからなんだろ?

潔 世一

仕方なかったことだ

潔 世一

俺は…

「お前を愛してるんだ。」

扉の向こうでそう聞こえた

潔 世一

は……え…

俺は驚いて、俯いていた顔を扉に向けた

そして俺の名前を呼ぶ声が聞こえた

その途端、なんとも言えない気持ちになった

潔 世一

ごめん…玲王…

糸師 凛

俺からだ

糸師 冴

あぁ

糸師 凛

糸師 凛

誰もお前を責めねぇんだからさっさと出てこいよ

俺は握っている手に力を入れる

糸師 凛

お前が暴れだした時

糸師 凛

確かに吃驚した

糸師 凛

だけど、俺はあんな風になったお前でも受け止められる

糸師 凛

抱きしめた時あっただろ?

糸師 凛

あれがあって、なんでお前がこうなるんだよ

糸師 凛

俺はお前の傍にいてぇんだ…

糸師 凛

そしてお前も俺の傍にいるべきだ

自覚できるくらい強引なのは分かってる

だけどこうなってる以上、どうしても本音が出てしまう

糸師 凛

俺はお前の…

心做しか震える声で言う

糸師 凛

お前の笑顔が

糸師 凛

世界一、好きだ

らしくもないことを言う

体温が上がってきている気がする

糸師 凛

またばかみてぇな笑顔を見せろ

少し恥ずかしいから悪口も混ぜる

糸師 凛

…以上だ

糸師 凛

分かっていた

俺には無理だってこと。

糸師 冴

…凛

糸師 凛

……

糸師 冴

あとは任せろ

糸師 凛

…っ

でも、少し悔しい

潔 世一

らしくもないこと言うなよ、凛

潔 世一

俺の傍にいろって…

潔 世一

プロポーズかよ

潔 世一

ん…?

プロポーズ…?

潔 世一

俺…俺……

少し間をおいて、体温が上がってくるのを感じた

潔 世一

本当に何言ってんだよ……

糸師 冴

じゃあ次は俺だな

深呼吸を1つ

糸師 冴

ピンポーン

静かな空気の中、明るいインターホンの音が鳴る

蜂楽 廻

こんな時に誰だろ

千切 豹馬

開けるか?

御影 玲王

開けないと、鳴り止まないだろ

3人が話しているうちにも何度も何度もピンポーンとインターホンが鳴る

千切 豹馬

俺、開けてくるわ

インターホンのカメラを見ず、そのまま玄関に向かっていった

ガチャ

玄関の方から扉が開く音がする

と、同時に

千切 豹馬

ちょ、おい!

ドタバタ ドタ!

ガチャ

猛スピードで潔の部屋までの道のりの廊下扉を開けた音がした

俺は驚いて振り返って

思わず、目を見開いた

殺し屋の''潔 世一''

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コメント

14

ユーザー
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ちょっと〜。朝から泣かせないでよ〜〜

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