みなさん、どうも!
最近、投稿が遅くてすみません
今回も口調・キャラ崩壊してます
ちなみに最後は題名と繋がっています!
語彙力ないけど大丈夫って方だけお進み下さい
スタート
糸師 冴
糸師 冴
俺はいきなり家に入ってきた薔薇臭い野郎を見る
ミヒャエル・カイザー
焦る様子でこちらへ伺う
糸師 凛
俺の代わりに凛が答えると青薔薇は扉を開けようとした
慌てて周りが止める
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
蜂楽 廻
ミヒャエル・カイザー
千切 豹馬
ミヒャエル・カイザー
意味が分からないと困惑した表情で周りを見渡す暴れん坊
凪 誠士郎
凪 誠士郎
ミヒャエル・カイザー
凪 誠士郎
そこまでいって、黙る
すると、カイザーというやつは扉に向き直った
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
糸師 冴
糸師 冴
ミヒャエル・カイザー
糸師 冴
先程と違い、真剣な音色で言うものだからここは仕方なく譲るとする
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
千切 豹馬
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
最後の方は掠れてしまったが、仕方ない
人生で1番緊張した瞬間だったから。
ミヒャエル・カイザー
「かい……ざ…ー?」
ミヒャエル・カイザー
扉の向こうから俺の名前を呼ぶ愛しい声が聞こえた
ミヒャエル・カイザー
思わず、そうだと承知するがそれ以降はもう何も無かった
…
でもあと一押し
ミヒャエル・カイザー
糸師 冴
静かに目配せをして、後ろへ下がる
俺は扉を見つめながら
唇を血が滲むほど噛んだ
扉の向こうが騒がしい
カイザーが来たのか…?
そして急に静かになり、カイザーの声が聞こえる
ボスの話……
「だが、俺はいる」
思わず膝に顔を埋めようとしたがカイザーが放った言葉で目を見開く
俺が強いと認めてくれたカイザーの話、出会った頃の話
暫く聞いていたが、いきなり好きだと聞こえた
俺の存在を愛しいと言った
掠れた声で小さく俺の名前を呼ぶ
潔 世一
思わず扉の向こうにいるカイザーの名前を呼んだ
今まで来なかったかと思えば俺のことを必要としてくれてた
そして寂しかったはずの思いも消えた
だけど
潔 世一
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
1度口を閉ざす
そして覚悟を決める
糸師 冴
糸師 冴
きちんと気持ちを素直に伝えるってこんなにも緊張するんだな
糸師 冴
糸師 冴
声を絞り出すように言う
糸師 冴
潔 世一
潔 世一
潔 世一
「確かに綺麗ね。この花言葉はね、''愛の訪れ''よ」
頭の中で聞いたことのある優しい声が聞こえる
今ならわかる
「世一もきっと、いつかそんな人に出会える。」
これは思い出の中のお母さん。
「お前に…恋した…」
ふと扉の向こうでそう聞こえた
今の俺には分からないけどお母さんが言ってた意味って
きっと冴のような気持ちなのかな
お母さんが教えてくれたこと、今はまだ分からないけどいつか…
いつか、そんな人に出会うよ
もしかしたら身近にいる人なのかもしれない
今言葉で必死に伝えてくれてる冴かもしれない
お母さんの言葉を思い出させてくれた人
「好きだ、と伝えたかった」
不器用ながらも一生懸命言葉にしてくれてるの分かるよ
俺は頬に何か流れて濡れているのに気がついた
糸師 冴
あぁ、そんな辛そうに言わないで
糸師 冴
俺は堪らず、動かない足を必死に立ち上がらせた
ガチャ
勢いよく、扉を開けて冴に躊躇なく抱きついた
糸師 冴
冴は倒れることなく俺を抱きとめた
きっと今冴はいつもの顔を崩して目を見開いて驚いていると思う
だけど俺は構わず冴の胸のなかで泣いた
それも…子供のようにね
潔 世一
みんな俺から離れていくと思ってた
でもみんなはそれを望まなかった
それがどうしようも嬉しくて次から次へと涙が零れていく
そしてボスがいなくなって泣かなかった分も一緒に流れていく
そんな俺を冴は大丈夫だというように背中をさすってくれた
みんなも何もいわないけど、ただひたすら俺と違って静かな涙を流していた
そして誰かが言った
「潔、おかえり」
俺はそれに答える
コメント
13件
ヤバい…もう部活とかの疲れ全部涙で吹き飛んだんだけど…🥺この作品最高すぎます本当に…この作品を作ってくれてありがとうございます🥺🫶
もうガチ泣きしたんだけどやばい
潔、出てきてくれて良かった〜〜!!「潔、おかえり」「ただいま!」っていう会話がもう泣ける。