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プロセカ 【鬼の宿】

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プロセカ 【鬼の宿】

15 - プロセカ【鬼の宿】

♥

330

2022年05月23日

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浅倉南

どうも。こんにちは。

浅倉南

鬼の宿。鍵があと5個ですね。

浅倉南

みなさん頑張ってください。

浅倉南

それでは。

浅倉南

鬼の宿へ。

手洗い場近く

【暁山瑞希】

うんま〜!

【東雲絵名】

……これなら…満腹になるかもね……

【東雲絵名】

いやぁ……でも……りんごがこんなに落ちてくるなんてある意味呪われてるでしょ……

【暁山瑞希】

そう?おいしいじゃん?

【東雲絵名】

美味しいけど……さぁ……

【宵崎奏】

でも、誰の仕業なんだろうね。りんごがこんなに落ちてくるなんて、明らかにおかしい。

【朝比奈まふゆ】

うん……上の階にいる人の仕業……?ではなさそう……

【暁山瑞希】

ほんとだよねー。最上階なのにりんご落ちてきたし…やばくね?

【東雲絵名】

しかも……上の階の人のせいって言っても……もともとこんなにりんご持ってる人いないし!この宿にもりんごなんてないし……

【暁山瑞希】

りんご推測ゲーム!しよ!

【東雲絵名】

はぁ?そんなくだらないことしてないでさっさと食べてよ。こっちは鍵探すのがメインだっつーの。

【暁山瑞希】

わー。口悪いなー。

【東雲絵名】

そう?

【暁山瑞希】

もちのろん

【朝比奈まふゆ】

………………。

【宵崎奏】

……………………。

シーン…

【暁山瑞希】

わー。静か。鬼もいないみたいだし。

【暁山瑞希】

2人ももっと喋ろうよ〜

【朝比奈まふゆ】

2人は……ちょっとうるさい……かな……

【暁山瑞希】

え〜!こんくらい普通じゃん!

【朝比奈まふゆ】

いや……今とは状況が違うでしょ。

【暁山瑞希】

確かにそうだけどさぁ……

【宵崎奏】

玄関近くにも……意外と鍵……あったりして……

【宵崎奏】

ないかな……

【東雲絵名】

ここでも鍵探してるの?奏?

【宵崎奏】

うん。もしかしたら見逃してるかもだし。

【宵崎奏】

前どこ探したのか忘れちゃった。

【東雲絵名】

あぁ…………そうなんだ……

【宵崎奏】

うん。手伝ってくれるの?

【東雲絵名】

え……あ……うん……分かった……

【宵崎奏】

ありがとう。

【東雲絵名】

いえいえ!全然!鍵探さないとだしね!

【暁山瑞希】

あれ?2人ともここでも鍵探してるの?

【東雲絵名】

うん。奏が一生懸命探してたから。

【暁山瑞希】

おーい!まふゆもちょっと探そう!

【朝比奈まふゆ】

……分かった。

【宵崎奏】

うーん……もうちょっと手が長かったら……届くのに……

【暁山瑞希】

奏……?大丈夫?

【宵崎奏】

ダメ……鍵……届きそうなのに……

【朝比奈まふゆ】

…………。

【朝比奈まふゆ】

奏。取れるか試してみる。

【宵崎奏】

え?あ……うん。

【暁山瑞希】

まふゆー!頑張れー!

【東雲絵名】

まさかこんなとこにもあるとは。

【宵崎奏】

予想外だよね。

【東雲絵名】

主催者もよく考えたもんだわ。

【宵崎奏】

なんでこんなことしたんだろう……?

【東雲絵名】

私たちに恨みでもあったんじゃない?

【東雲絵名】

自分たちでは何もしてないと思っても……気づいてないところで何かやってたのかも……しれないじゃん?

【宵崎奏】

……確かに……でも……私あんまり外出ないよ……

【東雲絵名】

そ、そういう問題じゃないと思うよ……

【宵崎奏】

そうなの……?

【東雲絵名】

うん……

【暁山瑞希】

まふゆー!すごいー!取れたね!

【朝比奈まふゆ】

近いところで見つかって良かった。

【宵崎奏】

取れたんだ。取ってくれてありがとう。

【朝比奈まふゆ】

うん。

【東雲絵名】

11個目ね。まふゆって腕長いのね。

モミモミ……

【朝比奈まふゆ】

……触らないで。

【東雲絵名】

へ?あっ、ご、ごめん。

【朝比奈まふゆ】

うん。

【東雲絵名】

……照

【暁山瑞希】

わー!絵名、自分がしたことに照れてるー!

【東雲絵名】

う、うるさい!

【東雲絵名】

ちょっと興味あっただけだし!

【暁山瑞希】

へ〜!僕の腕も長いよ!ほら!

【東雲絵名】

いや……まふゆのほうが長い気がする。

【暁山瑞希】

えー!なにそれー!ほぼ勘じゃん!

【東雲絵名】

そうですけど??

【暁山瑞希】

うざ!

【東雲絵名】

うざくないから!

【宵崎奏】

ちょ……ちょっと……喧嘩は良くないよ……

801号室

【星乃一歌】

うーん……ここにもないな……

【天馬咲希】

うー……鍵探すの飽きた……

【星乃一歌】

頑張ろう。きっとみんな見つけてると思うから。

【天馬咲希】

あと何個なんだろう?

【星乃一歌】

行ってみないと分からないね。玄関近くにいた時何個だったかな?鬼に追いかけられたりして覚えてない……

【天馬咲希】

もう頭こんがらがっちゃうよね〜

【天馬咲希】

大変だ〜

ドンドンドンドン!

【星乃一歌】

【天馬咲希】

!………………。

【星乃一歌】

(鬼……!静かにしてないと……バレる……)

う……あの4人……逃がしちゃった……

これじゃあ人間に戻れないなぁ……

【星乃一歌】

(あ……もともと人間だったって言ってたな……人を殺したら……戻れる?)

【星乃一歌】

(でも条件に合う人数を殺さないと……って事なのかな……?)

もう……やだなぁ……

ホントはこんなこと……

【星乃一歌】

(え……鬼もこんなことしたくない……?……そんなの……当たり前だよね。もともと人間だったんだから。)

神様って意地悪だァ……

【天馬咲希】

…………。

【星乃一歌】

(神様か……)

ギシィギシィ…

【星乃一歌】

(……!こっちに来る……!)

【星乃一歌】

………………。

【星乃一歌】

(鬼の人と……何か協力できないかな……?)

【天馬咲希】

……っ!

見つけたぁ……

【天馬咲希】

あ!息止めるのつらーい!

【星乃一歌】

え……

捕まえ……

【星乃一歌】

す、ストップー!

【天馬咲希】

へ?

な、ナニィ……?

【星乃一歌】

あの……元は人間だったんですよね?だから……助けたいんです!殺す以外に何か人間に戻る方法が……あるかもしれないから……

【天馬咲希】

いっちゃん……!

そんなもの……ない!

僕たちの気持ちも知らないで……勝手なこと言わないでよォ!

バーン!

【天馬咲希】

ひゃっ!

【星乃一歌】

た、畳が……

みんな僕みたいに鬼になっちゃえ……

【星乃一歌】

え……

【天馬咲希】

鬼になんかなりたくないよ……

殺してやる……!

【天馬咲希】

ひぇぇぇ!

【星乃一歌】

…………!

バンバンバンバン!

【星乃一歌】

痛っ……!

【天馬咲希】

いっちゃん!

【星乃一歌】

……。(どうしよう……このままじゃ咲希も死んじゃう……)

【星乃一歌】

……咲希。逃げて。咲希だけでいいから。

【天馬咲希】

えぇ!でも……!

バンバンバンバン!

【星乃一歌】

いいよ……大丈夫。咲希なら大丈夫だから……

【天馬咲希】

いっちゃん!

【星乃一歌】

いいんだよ。私たち最高の友達だから。穂波にも志歩にも……きっとどこかで会えるよ……

【星乃一歌】

行って……

【天馬咲希】

いっちゃん!…………。

【天馬咲希】

また……どこかでね。

【星乃一歌】

うん。絶対会えるよ。

バンバンバンバン!

【天馬咲希】

バイバイ!

【星乃一歌】

うん。

5月20日午後3時20分 星乃一歌死亡

死因 全身骨折

浅倉南

今回も最後まで見ていただきありがとうございました。

浅倉南

次のお話もお楽しみに。

浅倉南

それでは。さようなら。

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