テラーノベル
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いつも来てくれる人がいる
スラッと背が高く
モデルのような体型
ゆるっと着こなすパーカーから
小麦色の華奢な手が伸びる
キリッとした目で
ぷるんとした唇
ほんのりだけ頬を赤く染めている
いかにも潔癖症のような
美しすぎるオーラをまといつつ
泥んこになっても怒らず笑うギャップ
そんなキラキラと輝くあなたを見ていた
あなた
あなた
あなたは私に水をくれ
手入れをしてくれる
あなたのおかげで美しさを保てる
こういう関係を人で表すなら…
美容師さんとお客?
美しくしてくれるのは人も同じ
でも、違う
私たちは花と人
人と人じゃないから
恋なんてできない
植物と人間
同じ生き物なのに
生まれた形が違うだけで
恋の選択肢すら選べない
あなた
その言葉の意味も
もうわからない
私より魅力的な花は沢山いる
私は小さいから…
…目立たないの
植物として生まれて
人に恋したのに
花が小さいだけで気づいてもらえない
不公平だよ…
頑張っても認めてもらえない
努力が伝わらない
こんなにも悲しいことって…
あなた
あなたのその微笑みは?
視線の先は誰?
いつも…
これだけは言いたい
いつも…あなたを見ると
自分は恋してるって
気が付きます
私の恋が小さな花のように
消えてしまいそうでも
私は必死に生き続けます
あなたに認めてもらえるように
美湖
美湖
美湖
美湖
コメント
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