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ＲΝ八ﾉﾚ

第1話 - ﾗ Ν 八ﾉﾚ

602

2022年09月10日

#みやざわの汚部屋

みやざわ@多忙故投稿頻度低

付き合って半年

手を出されたことは1度もなかった。

三途

あ゛ー、クソ！！！
オレに魅力はねぇってか？！あﾞァ？！
(誰もいない部屋で1人ゴミ箱を蹴りあげ乱雑に頭を掻きむしって騒ぎ)

ガチャ、

竜胆

うわ、……何してんの三途
……もしかしてキメてる？？
(音を聞き付け来てみればちら、と覗き込み部屋の荒れように顔を顰め)

三途

キメてねぇワ、阿呆
(べー、と舌を出して中指を立て)

竜胆

あっそ、なら帰るわじゃあね〜
(そう言って部屋から出ていこうと…)

三途

ｯ〜〜〜〜
……待てよ、クラゲ頭
(苦虫を噛み潰したような表情をして腕を掴み引き止め)

竜胆

最初っから素直にしろっての
(軽く頭を小突いてやりソファーにどかり、と座って)

竜胆

んで？どーしてそんなに荒れてんの？

三途

……て…………ぃ

竜胆

は？聞こえないんだけどー

三途

彼奴がｯ！！！蘭が！！手出してこねぇんだよ！！！！
(ヤケクソに声を荒らげ地団駄を踏みながら)

竜胆

へぇ〜、その原因は？

三途

…………オレに魅力がねぇから

三途

何時も口悪くって、愛想も悪くて、可愛げもねぇ……から、、

竜胆

三途はそう思ってんだ

三途

…………おう、
(自分で言っておいて結構凹んでいるのか俯き声音も普段の何倍も弱く)

竜胆

なんかウケんね、たかがS〇Xしてないだけでしょ？キスとかそれぐらい……

三途

…………
(黙ったまま顔を逸らし)

竜胆

………………マジ？

三途

…………1回もしたことねぇ

竜胆

はぁ？！
え、まじ？は？清いお付き合いしてんの？！？！？！あの兄貴と？！

三途

そうだよ悪ぃかよ？！？！
どーせ彼奴はオレのこと好きじゃねーんだ！！！！きっと告ってきたのもオレのこと揶揄うために……

竜胆

(おいおい……兄貴まじかよ…)

三途

……オレ彼奴と別れるわ
(そう言って端末を取り出せばLI〇Eを開き)

三途

別れようぜ、オレら

蘭

は？え？？？

蘭

何言ってんの？

蘭

冗談キツいって

蘭

ねぇ？まじで？？？

蘭

おい

蘭

ちゃんと理由教えろ

蘭

おい！！！！

蘭

春千夜！！！！！

三途

オレのこと揶揄って楽しかったかよ

蘭

ねぇ、マジでなんのこと言ってんの？

蘭

俺ちゃんと春千夜のこと好きなんだけど

蘭

何勝手に決めつけてんの？

蘭

今切り上げてくから事務所で待ってろ

蘭

逃げたら殺す

竜胆

……三途まじで言った？

三途

………………言った

竜胆

お、……俺知らねー (汗)

三途

ンでそんな顔してんだよ、

三途

つーかマジでたち悪ぃよなぁ、人の恋心弄んで悪趣味すぎんだろ

？

悪趣味ねぇ……言ってくれんじゃん

2人「？！」

竜胆

あ、兄貴……おかえり……

蘭

ん〜ただいまぁ、……

蘭

竜胆、お前春千夜に何吹き込んだ？
(にこにこと笑顔で竜胆の胸ぐらを掴み殺気の籠った視線を向け)

竜胆

ぐ……お、俺なにも言ってない
(息苦しさに顔を顰め冷や汗を流しながら口を開き)

三途

お、おい蘭！！竜胆はカンケーねぇよ！！！全部オレの意思だわボケ！！
(無関係な竜胆が巻き込まれたことに焦り蘭の服の袖を掴んで)

蘭

へぇ……
(ぱっ、と掴んでいた胸ぐらを話して三途の方へと笑顔で近寄り)

竜胆

けほ……マジさいあく……
(少し赤くなった首元を擦りながら2人を眺めて)

蘭

で、春千夜の意思ってどういうこと？ちゃんと俺が納得できるように1から説明してくれる？？？
(にこにこ笑顔のまま距離を詰め顎をくい、と持ち上げて問いかけ)

三途

……お前のお遊びに付き合うのも懲り懲りなんだよクソが
(そう言って顎に添えられた手を払い除け睨みつけて)

蘭

…………。

三途

……………。(睨)

竜胆

(……避難しとこ)(逃)

暫く無言で睨み合う時間が続き……

蘭

はぁ……人が我慢してれば好き勝手いいやがって
(先に口を開いたのは此方でがしがしと乱雑に頭を掻きむしって )

三途

はぁ？！手前の我儘に付き合ってやってんだから文句言うんじゃねぇよ！！！
(蘭の言葉にイラつきが増しそのまま殴ろうと拳を振り上げ……)

蘭

ワルイコにはちゃんと教えてあげないと……か、
(そう言うと三途の腹部に膝をめり込ませ)

三途

かｯ……は、
(肺の中の空気が押し出され視界が霞んで前のめりに倒れ)

蘭

…………多少痛い思いしてもらわないとダメか

蘭

よっと……重……
(どさ、とベッドの上に三途を投げれば自身のネクタイを解き )

三途

くそ……が、シね……
(痛む腹部を抑えながら睨みつけ)

蘭

こんなことになるならとっとと手出しとけば良かった
(そうつぶやくと三途の手首を自身のネクタイで結んで固定し)

三途

ｯ？！
(突然身動きを封じられたことにより放心状態になるが自身の状況を理解すると暴れだし)

蘭

暴れたら足に穴開けんぞ〜？？
(暴れる三途を鬱陶しく思えば銃口をふくらはぎに押し付け)

三途

ｯ……
(余りにも不利な状況に為す術なく大人しくなり)

蘭

ふは、いい子 ♡

三途

う゛ぁ ♡
ら゛ん、やめｯ♡♡
(快楽から逃れようと体を捻り)

蘭

ん〜？やら♡
(ちゅ、♡じゅる♡♡と音を立てながら胸の飾りを舌で舐り)

三途

それ、やだｯ♡おねか゛、ぃ゛？！♡♡
(顔を真っ赤にしてやめてくれと懇願して)

蘭

だぁめ、今まで我慢してた分春千夜にはしっかり身をもって償って貰わないと〜

三途

い、み……わかん、ねぇよ！！！

蘭

はいはい、可愛くないお口は閉じてましょうね〜♡
(手のひらで口を塞いでやればにっこりと笑い)

三途

んぐｯ？！

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狡くてｺﾞﾒﾝﾈ。

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