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小さな貝殻の中で、ひとり 色のない泡を、ぽつり 浮かび、消えるそれを眺めながら 仰いだ水面は夏の色だった ゜○。゜
ゆらゆら
゜。 ゆれて吐いた泡の先で 見知らぬ魚群 気付いた時には 巻き込まれ、流されて 見知らぬ入江に辿り着いた
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共に流されたプランクトンは 意気揚々 わたしはただ 入江の中を眺めるだけ ○ 。゜ そこは きらきら懐かしく くらくら新鮮で 眩しくもあり、仄暗く 高濃度の塩分が わたしの中を蝕んだ
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けれど 思いの外、呼吸は苦しくなく 不思議と 仕舞っておいたあなたが 微かに、色づく 。◯。゜ わたしのあなた いつの間にか色を失ったあなた うっすらと、うっすらと
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確かに、色づくのだ
○o.。o○゜。○o。
🫧