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金の風

前回の続き、
『規律の鬼と堕天使少女』

金の風

第2話 お手伝いとエスコート

金の風

スタート!

魔法局・倉庫

ガチャ

オーター

こちらです。

アマネ

あの、ここは?

オーター

薬品を保管しておくための
倉庫です。

アマネ

そうなんですね。

オーター

はい。
アマネさんには、ここの
薬品整理をお願いします。

アマネ

薬品整理ですか?

オーター

本来ならば、ここの職員に
お任せしているのですが、
今こちらまで手が回らない状態で困っていたので貴方の申し出はありがたかったです。

アマネ

なるほど。
そうだったんですね。

オーター

各薬品のしまう場所は
入り口のドアに貼ってある紙に記載されていますので、
その紙を確認しながら作業を行なって下さい。

アマネ

はい。

オーター

手の届かない所は脚立があるのでそれを使用して下さい。

アマネ

はい。

オーター

それからアマネさんなので
大丈夫だとは思いますが、薬品の扱いには気をつけて下さい。

アマネ

はい。

アマネ

(私って思ってたより信頼されてるんだ。)

オーター

それでは
私は執務室に戻ります。
お願いしますね。

アマネ

はい!任せて下さい。

元気なアマネの返事にオーターは フッと口元に笑みを浮かべた。

アマネ

(あ、笑った。)

オーター

私の仕事が落ち着き次第、
様子を見に来ますので頑張って下さい。

アマネ

はい!

ガチャ

パタン

オーターが部屋を去って行く。

アマネ

よーし、頑張るぞ!

アマネは気合いを入れて作業に取りかかった。

・・・・

・・・・・

・・・・・

アマネが作業を始めてから1時間後

アマネ

ふう。これで
半分くらい片付いたかな。
あとは・・・

アマネが自分の身長よりも高い棚を見上げる。

アマネ

(ものぐさして薬品の瓶
割ったりしたら大変だから
脚立使おう。)

ガシャガシャガシャン

アマネ

これでよしっと。

アマネは脚立を持って来て、 足下に気をつけつつ薬品整理を再開した。

魔法局・執務室

アマネが薬品整理をしているその一方で、 執務室ではオーターが黙々と 書類に目を通して処理をしていた。

オーター

・・・・・・。

山積みになっていた未処理の書類が オーターの手によってみるみるうちに 減っていく。

そして・・・

オーター

ふう。

オーター

(何とか今日のノルマ分は
終わりましたね。)

仕事が一段落ついたオーターが息を吐く。

オーター

(一段落着きましたし、
アマネさんの様子を見に
行くとしましょう。)

がた

コツコツ

ガチャ

パタン

席を立ち、オーターは執務室をあとにした。

魔法局・倉庫

コンコン

アマネ

はーい、どーぞ。
(オーター様かな?)

脚立に乗ったままのアマネが ドアに向かって声をかけた。

ガチャ

オーター

失礼します。アマネさん。
作業の進み具合は
どうですか?

アマネ

今ちょうど
終わったところです。

最後の薬品をしまい終えた アマネがそう言うと、 部屋に入って来たオーターが 彼女の手によって綺麗に整理整頓された 薬品が並ぶ棚を確認したあと頷いた。

オーター

完璧です。
お疲れ様でした。

アマネ

お役に立てて嬉しいです。

アマネがそう言うと、オーターが無言で 彼女に近づき右手を差し出した。

アマネ

オーター様?

オーター

いつまで
そうしているつもりですか?
さあ手を。

アマネ

どうやらオーターはアマネを脚立から下ろそうとしてくれているらしかった。

アマネ

えっあっあの、その
じ、自、自分で
降りられますから!

オーター

アマネさん。

あわあわするアマネにオーターが静かに 彼女の名前を呼びながらジッと見つめる。

アマネ

(う〜。)

アマネ

・・・・・はい。

引くつもりがないらしいオーターに アマネは観念して自分の頬に熱が灯るのを 感じながら、彼の手をとり脚立から降りた。

ストン

アマネ

(オーター様、
エスコートするのに慣れてる感じだな。)

アマネ

(って貴族なんだもん。
女性のエスコートくらいするよね。あ、なんかモヤモヤして来た。)

オーター

・・ネさん。

アマネ

・・・・・。

オーター

アマネさん!

アマネ

は、はい!

オーター

大丈夫ですか?

アマネ

あ・・・大丈夫、です。

オーター

・・・・・アマネさん。

アマネ

はい。

オーター

まだ時間は大丈夫ですか?

アマネ

はい。
大丈夫ですけど。

オーター

着いて来て下さい。

アマネ

え、はい。

オーターの着いて来いという言葉に 戸惑いつつ、アマネは彼のあとに続いて 部屋をあとにするのだった。

金の風

第2話 お手伝いとエスコート
いかがでしたか?

金の風

少しでも楽しんで
いただけたら嬉しいです。

金の風

一応次で完結の予定です。
ではこの辺で。

規律の鬼と堕天使少女

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100

コメント

6

ユーザー

天音ちゃんもオーターもほんと可愛いですねえっへへへ書いてくれてありがとう🥹‪💓‪

ユーザー

コメントといいねありがとうございます! アマネを可愛くと思いながら書いたのでそう言ってもらえて嬉しいです😆😆😆

ユーザー

アマネちゃんめっちゃ乙女で可愛い💕

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