金の風
『規律の鬼と堕天使少女』
金の風
金の風
魔法局・倉庫
ガチャ
オーター
アマネ
オーター
倉庫です。
アマネ
オーター
アマネさんには、ここの
薬品整理をお願いします。
アマネ
オーター
お任せしているのですが、
今こちらまで手が回らない状態で困っていたので貴方の申し出はありがたかったです。
アマネ
そうだったんですね。
オーター
入り口のドアに貼ってある紙に記載されていますので、
その紙を確認しながら作業を行なって下さい。
アマネ
オーター
アマネ
オーター
大丈夫だとは思いますが、薬品の扱いには気をつけて下さい。
アマネ
アマネ
オーター
私は執務室に戻ります。
お願いしますね。
アマネ
元気なアマネの返事にオーターは フッと口元に笑みを浮かべた。
アマネ
オーター
様子を見に来ますので頑張って下さい。
アマネ
ガチャ
パタン
オーターが部屋を去って行く。
アマネ
アマネは気合いを入れて作業に取りかかった。
・・・・
・・・・・
・・・・・
アマネが作業を始めてから1時間後
アマネ
半分くらい片付いたかな。
あとは・・・
アマネが自分の身長よりも高い棚を見上げる。
アマネ
割ったりしたら大変だから
脚立使おう。)
ガシャガシャガシャン
アマネ
アマネは脚立を持って来て、 足下に気をつけつつ薬品整理を再開した。
魔法局・執務室
アマネが薬品整理をしているその一方で、 執務室ではオーターが黙々と 書類に目を通して処理をしていた。
オーター
山積みになっていた未処理の書類が オーターの手によってみるみるうちに 減っていく。
そして・・・
オーター
オーター
終わりましたね。)
仕事が一段落ついたオーターが息を吐く。
オーター
アマネさんの様子を見に
行くとしましょう。)
がた
コツコツ
ガチャ
パタン
席を立ち、オーターは執務室をあとにした。
魔法局・倉庫
コンコン
アマネ
(オーター様かな?)
脚立に乗ったままのアマネが ドアに向かって声をかけた。
ガチャ
オーター
作業の進み具合は
どうですか?
アマネ
終わったところです。
最後の薬品をしまい終えた アマネがそう言うと、 部屋に入って来たオーターが 彼女の手によって綺麗に整理整頓された 薬品が並ぶ棚を確認したあと頷いた。
オーター
お疲れ様でした。
アマネ
アマネがそう言うと、オーターが無言で 彼女に近づき右手を差し出した。
アマネ
オーター
そうしているつもりですか?
さあ手を。
アマネ
どうやらオーターはアマネを脚立から下ろそうとしてくれているらしかった。
アマネ
じ、自、自分で
降りられますから!
オーター
あわあわするアマネにオーターが静かに 彼女の名前を呼びながらジッと見つめる。
アマネ
アマネ
引くつもりがないらしいオーターに アマネは観念して自分の頬に熱が灯るのを 感じながら、彼の手をとり脚立から降りた。
ストン
アマネ
エスコートするのに慣れてる感じだな。)
アマネ
女性のエスコートくらいするよね。あ、なんかモヤモヤして来た。)
オーター
アマネ
オーター
アマネ
オーター
アマネ
オーター
アマネ
オーター
アマネ
大丈夫ですけど。
オーター
アマネ
オーターの着いて来いという言葉に 戸惑いつつ、アマネは彼のあとに続いて 部屋をあとにするのだった。
金の風
いかがでしたか?
金の風
いただけたら嬉しいです。
金の風
ではこの辺で。







