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夢叶
失礼しましたー！
ﾄﾞﾀｯﾊﾞﾀｯ
夢叶
(授業に遅れちゃう...)
ﾄﾞﾝ
海翔
痛ってー
夢叶
あ、すみません。
ﾄﾞﾀｯﾊﾞﾀｯ
海翔
お、おい
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
夢叶
(ふー。なんとか間に合った)
夢叶
(さっきぶつかったのって確か海翔先輩だったよな。後でちゃんと謝らなきゃ)
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
日直
気をつけ。礼！！
生徒みんな
さよーならー
先生
さようなら！
気をつけて帰るんだよー？
気をつけて帰るんだよー？
まりな
はーい
あかり
大丈夫ですよ！
ゆり
分かってますって！
夢叶
(海翔先輩どこだろ)
あかり
夢叶ー！
一緒に帰ろー
一緒に帰ろー
夢叶
ちょっとごめん。今日用事があって先輩のところ行かないとー
あかり
そっかー！分かった！
じゃあゆり達と帰ってるね！
じゃあゆり達と帰ってるね！
夢叶
うん！ごめん。
向こうから海翔先輩の話し声が...
夢叶
か、海翔先輩！
海翔
あ、お前さっき俺にぶつかったのにすぐ行っちゃったじゃねーか。
夢叶
すみません
ﾍﾟｼﾝ
夢叶
(イターイ)
康太
おい海翔やりすぎじゃねーか。可哀想に。
痛がってんじゃねーかよ
痛がってんじゃねーかよ
海翔
いいんだよコンくらい。なぁ？
夢叶
あ、あぁ
(良くないよー)
(良くないよー)
海翔
先輩への態度ってものを教えてあげねーといけねーんだよ！
分かったか？
分かったか？
康太
まあ。
海翔
お前名前なんだっけ
夢叶
夢叶です。
海翔
夢叶か、お前先輩への態度ってものを教えこんでやるから3年教室こい、
夢叶
いや、でも
海翔
いや、でも
海翔
じゃなくてこいっていってんだろ？
海翔
そういう態度先輩にとっていいと思ってんの？
夢叶
いや、そういうわけじゃないですけど、
夢叶
分かりました。行きます。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
3年教室
海翔先輩が近寄ってくる...
怖い
海翔
好きだ。
付き合え
付き合え
夢叶
はい？
海翔
だから、付き合え
海翔
付き合わなかったら
ﾊﾞｯ
ﾁｭｯ
海翔
こうするぞ？
夢叶
先輩ここ学校です...
ﾁｭｯ
海翔
うるせー
海翔
ブツブツ言ってねーで付き合え
夢叶
あの、先輩私も先輩の事好きです
海翔
ほぉー
海翔
そりゃいい事だ
海翔
じゃあ一緒に帰んぞ？
夢叶
はい。
夢叶
(あ、先生だまずい)
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
先生
おい海翔そこで何やってんだよ、夢叶も！
さっき帰ったんじゃなかったの？
さっき帰ったんじゃなかったの？
夢叶
すみません！
すぐ帰ります
すぐ帰ります
先生
もうすぐ暗くなるから早く帰れよ
夢叶
はい、すみません
海翔
はーい
ｶｧｰｶｧｰ
海翔
すっかり暗くなっちまったな
海翔
おわびに家まで送ってくよ心配だし、俺も家帰りたくないし
夢叶
いや、大丈夫です。
この暗さ慣れてるんで
この暗さ慣れてるんで
海翔
あれ？そういうこと言っていいのかな？
夢叶
でも、
海翔
でもじゃねーよ送ってく
ﾁｭｯ
夢叶
ただいま！
お母さん
おかえりなさい！
お母さん
あれ？誰か連れてるの？
夢叶
うん。先輩なんだけど...
夢叶
心配だからって送ってきてくれたの
お母さん
そーなの
お母さん
もう、暗くなっちゃったし、お母さんに電話してあげるから今夜泊まってく？
夢叶
(お母さんったら余計なことー)
海翔
いいんですか？
お母さん
ええ勿論
お母さん
大歓迎よ！
海翔
じゃあ、お言葉に甘えて！
海翔
お邪魔しまーす！
お母さんの一言で泊まる事になった、海翔先輩。 私達これからどうなって行くんだろ...
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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