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無衣。
無衣。
mz
体育館倉庫に、縮こまって 俯く君。
顔を上げた君は、弱々しく呟く。
tg
涙を拭って、悲しげな笑顔を浮かべる君。
何故だか、その姿が愛おしく感じる。
そんな気持ちを 押し殺し、言う。
mz
少し、呆れているような声色になってしまったが、 俺なりに心配しているつもり。
tg
涙声で訴えかける君、
mz
少し、眉を下げて言うと、君が言う。
tg
少しの沈黙の後、君が口を開いた。
tg
不機嫌そうに頬をつき、俺に言う。
mz
mz
何を隠そう、こいつには同学年、同クラスの彼氏がいる。
しかも、物凄く嫉妬深い。
仮に俺の家にこいつが泊まったら、俺は死ぬ。 または、それ以上の苦痛を味わうだろう。
tg
弱々しく、息を吐く君に、聞き返してしまう。
mz
mz
俺には関係のない事。 別に俺は、君に問う事も厭わない。
tg
tg
見るからに無理をしている。
嫌いと言い聞かせている。
mz
何の躊躇いも無く、口に出した問い掛けに、 ここまでの後悔を覚えただろうか。
tg
上目遣いに、憂を帯びた眼差しを向ける君。
これが嘘でも何でも良い。
ただ、声に出して言った。 それだけで、約束と言う物になるのだから。
言葉の責任は取ってもらわ無いと、
そうでしょう?。
無衣。
tg
mz
無衣。
コメント
6件
mztgだぁっ! mztg、love
新しいやつだ〜! これってさ、Mztg?Prtg?