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ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
僕は、僕を知らない
初兎
適当に笑う
初兎
適当に話を合わせる
初兎
適当に思ってもないことを言う
常に愛嬌よく、''いい子''を演じる
僕は僕を知らない
僕を知っている人はいない
突然、何もかもがめんどくさくなる時がある
人間関係も、人生も、全部
めんどくさくなる時がある
''死にたい''と思うほど辛くは無くて
だからといって
''生きたい''と思えるほど幸せじゃなくて
どこかいつも空っぽのような
そんな思いを抱えながら
生きていた
1人でいる時より、皆と一緒にいる方が孤独を感じる
僕は友達は多い方だ
だけど僕は独りだ
ずっとずっと独りぼっちだ
初兎
僕は生きるのに向いてない
この世界には全部あるのに
満たされない
求めてるものを全部出来るのに
満たされない
僕は独りだ
いふ
しょう
いふ
いふ
しょう
しょう
いふ
こんな自分勝手なこと僕は言えない
なのに僕は言うんだね。
まるで僕の心が分かってるように
僕の全部を見抜かれてるように
僕は僕の本心を言い続ける
しょう
しょう
別に生きたいって訳じゃないけどさ
まろちゃんがいるから生きてみようかなと思える
でもどうせ、まろちゃんが死んでも僕は生きるだろう
だって死ぬのが怖いから
痛いのが嫌だから
誰も僕を殺してくれないから
死にたいと思うほどこの世界に絶望してないんだよな
どうせなら絶望したかった
そしたら全部割り切れるのに
いふ
いふ
いふ
いふ
っっっ
僕はまろちゃんの命を一旦救えた
だけど、まろちゃんを救った僕は僕じゃないんだ
僕は…まろちゃんを救えなかった
ずっと
ずっと
ずっと
僕はまろちゃんの力になれなかった
なのに僕じゃない僕は
まろちゃんにありがとうと言われた
まろちゃんの命を救った
その事がなぜかものすごくモヤっとして
ムカついて
いい事なのに
僕はまろちゃんの友達だから
心の底から喜びたいのに
どこか悔しいような
悲しいような
あーそうだ
僕は見つけて欲しいんだ
まろちゃんに
僕に気づいてほしいんだ
しょう
いふ
っっ
だけど君は僕を見つけてくれない
気づいてくれない
だって君は元から僕を知らないのだから
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
しょう
しょう
しょう
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
しょう
いふ
いふ
…あぁ
初めて言われた
けど、その言葉を向けられたのは僕じゃなくて
僕は僕に嫉妬している
あぁ、そうか
そうやってんな
僕はまろちゃんのこと好きやってんな
その時僕は
僕の一部を
見つけた気がした
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ