美音
おはよう、お母さん!
お母さん
....
美音
お母...さん...
お母さん
....
これは私が受けてきた虐待の話
お母さん
ご飯よ〜
怜
ありがとう、母さん。
お父さん
いつも、ありがとな
怜
母さん、体調は大丈夫?
お母さん
うーん、日に日に悪化しているような気がするの...
お父さん
やっぱ...頼むか。
お母さん
....えぇ。
美音
...
食卓にはご飯が3つしか並ばない。
美音
(だって、私は虐待されているから)
少し前までは、優しく接して くれたのに。
美音
なんでなのよ!!
お母さん
....
怜
....
お父さん
....
叫んでも、無視される。
美音
どうして、無視するの...
私はきっと忘れられている...
どうして
どうしてどうしてドウシテ
あいつが悪い
ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ
待ってろよ
学校
菜々花
でさー。
芽依
うんうん。
美音
おはよう!菜々花、芽衣
今日も無視か...
美音
(これで何日目!?)
私は、机に目を落とす。
美音
今日も机に花瓶が置いてある...
美音
もう、なんなのよ!
パリィン
キャー
悲鳴が聞こえる。
菜々花
今日も、か
芽依
そうだね。
ある日。
お母さん
今日はお越しいただきありがとうございます。
???
いえいえ、悩める人を救うのが私達の役目ですから。
怜
姉さん...
お父さん
怜。
怜
うん。
美音
(一体これは何?)
私が散歩に行き、帰ってきたら知らない人が部屋にいた。
???
それでは
???
ポクポク~~~~ポクポク
美音
うっ...うわぁぁぁぁぁぁぁぁ
耳が痛い
美音
助けてえええ
お母さん
....
???
終わりました。
お母さん
成仏してくれるといいんですけど...
ここはどこ?
お母さんの声が聞こえる
お母さん
成仏してくれるといいんですけど...
成仏...
そうか
私は
死んでいたんだ。