テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
いきなり本編ゴー!!
あの日から数カ月後、、
私は研究所から、、
脱走した
実験体4106番
そして、数日彷徨って
体力の限界が来て倒れてしまった
普通の人間ならここで死んでいただろう
そして、意識が朦朧とする中
誰かが私の方に来た
マズイ、、
せっかく出て来たのに、、
また、あんな所に戻るんんて、、!!
そして、私の意識は途絶えた
気が付いたら、私はベッドで寝かされていた
実験体4106番
何処だろうか?
重い体を起こして辺りを見渡すと
おばあさん
実験体4106番
おばあさん
おばあさん
そう言われてスープを渡された
果たして飲んで良いのだろうか?
体の中に機械がある、、
故障しないだろうか?
今まで一度も飯を食わせてもらえなかった
だが、ここで踏みとどまる訳には行かない
そう思い、少しだけ飲んだ
実験体4106番
実験体4106番
おばあさん
そう言っておばあさんは外に出た
なんだろうか?
山菜でも採るのだろうか?
それより、食べ物を食べても故障しない事が分かった
臓器はあるらしい
実験体4106番
そして、数日後
パァン!!
おじいさん
おじいさん
私は、泊めてもらう代わりに、家の手伝いをする事にした
実験体4106番
おじいさん
おじいさん
おじいさん
実験体4106番
何故、この人達は私に優しいのだろうか?
謎だ
あいつらはあんなに、、
いや、今はそんな事考えている暇はない
この時私は、遠隔操作されるという事を
すっかり忘れていた、、
泊めてもらってから数カ月後、、
ついに、望まぬ事が起きてしまった
実験体4106番
そう言って羊のいる柵に入った瞬間
操られた
羊の毛を刈る為に持っていたハサミを使って
そして、気が付いたら
実験体4106番
羊かどうかも分からない程、グチャグチャの肉の塊になっていた
実験体4106番
おばあさん
実験体4106番
振り返ると、怯えた表情をしたおばあさんとおじいさんがいた
実験体4106番
おじいさん
実験体4106番
親の様に面倒をみてくれたこの人達に危害を加える訳にはいかない、、
私は、正直に人造人間である事、森で倒れていたあの日研究所から脱走したという事、そして、今日この家を出るという事、、
おじいさん
おばあさん
あ、そういえば言っていなかった
実験体4106番
実験体4106番
おばあさん
実験体4106番
おじいさん
おばあさん
実験体4106番
おじいさん
おばあさん
どうやら、当て字で番号を名前にしたらしい
実験体4106番
実験体4106番
実験体4106番
実験体4106番
2人は、優しく見送ってくれた
羊を全部殺してしまったのに、、
そして、私は数日歩き続け
誰も国の名前を知らない程小さな王国についた
野宿しながらその王国の様子を見た
そして、数日後
反乱が起きた
そして、王国は衰退して行き、滅んだ
誰もいない王国で私は考えた
ヨイズム
ヨイズム
そうして、出来たのが
今のヨイズム共和国連邦だ
数年したら
操られなくなったので
思いっ切り政党が出来る
国民も私を讃えている様で
なによりだ
主
主
主
主
コメント
4件
しさててつさてつさねたねにたへゆやれれなぬさちつ
なるほど…こうやってヨイズム共和国連邦ができたのか… ヨイズムちゃん、人の温かみを知れて良かったね…🥲