耳なんか聞こえなきゃよかったそう思い始めたのは確か四年生の時…
私は小さい頃から音楽が大好きだった
お姉ちゃんの弾くピアノが大好きで
物心がついた頃にはお姉ちゃんが憧れだった
お母さんにお願いして私もピアノを習わせてもらった
その時の私は、指や手がまだ小さく、難しいことだった。
小学校に入っても高学年になってもピアノを辞めることはなかった
音は心を休ませてくれる
音は私にとってかけがえのないものだった
でも学校の音楽の授業だけは嫌いだった。
音を当てるゲームで、いつも私が勝つから周りは気に食わないそうだ。
その頃には絶対音感を持っていたから私は当てれて当たり前なのだ。
そのため音楽の授業だけ私と周りは憂鬱な時間となった。
それからというもの音楽の授業が終わった後はいつも文句や悪口を言われた
『あいつのせいで楽しくない』
『完璧に音がわかるとか気持ち悪っ』
私は泣きそうだった
大好きなピアノも悪口を言われるならと辞めた
それでも文句や悪口は周りから聞こえてくる
私はぽつりと
耳なんて聞こえなきゃよかったのかな…w
そうつぶやくことしかできなかった…
コメント
5件
ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
あらすじにも書いてる通り 半分だけフィクション入れといたわ()